「そのミカンいくらすると思ってるんだ!」いただきものなのにその言い草...ドケチな夫にイラッ!

「40代の女性です。夫は自分の趣味にはいくらでもお金を使うくせに、子どもの数百円のおやつにいちいち文句をつけるのんです。どうにもイラっときます」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■自分の趣味にはお金はいとわない。でも家族には?

私(45歳)は主婦で、1つ年上の夫と小学校低学年の息子、犬と暮らしています。

夫は、漫画やアニメ、映画にスポーツ(特に野球)など趣味が多く、グッズもたくさん収集しています。

極端に言えば、毎日、何かしらの商品が宅配便で届くほどで、お金に糸目をつけず、欲しいものがあったら買ってしまう人です。

困ったものですが、ただ、仕事はとても真面目で日々頑張っており、夫の趣味のせいで生活が苦しくなっているわけではないので、そこに口出しするつもりはありません。

私が気になるのは、息子や私のちょっとした贅沢にねちねちとケチをつけてくる夫の言動なのです。

■ある日、息子がおやつを食べていると...

基本リモートワークの夫は、リビングとは別の部屋で仕事をしています。

ある日、学校から帰ってきた息子が「ヨーグルト食べていい~?」と私にたずねて、1個完食し、「もう1個食べていい?」と2個目もペロリ。

「お願い、もう1個!」と、結局3個も食べてしまいました。

少し値段が高い(1個150円くらい)機能性のヨーグルトでしたが、普段は食が細い息子が食べたがるので、私はほほえましく見ていました。

すると、2階の部屋で仕事をしていた夫がリビングに降りてきて、いきなり息子にこう言ったんです。

「おい、聞こえてきたけど、ヨーグルト何個も食べてるだろ、高いんだぞ! そんな食べ方されたらうちの家計がパンクするぞ!」

おかげで、ほんわかムードだった午後の我が家のリビングは一気にしらけ、ご機嫌だった息子もシュンとしてしまいました。

文句もうんざりでしたが、おまけに「俺の分のヨーグルトは?」と言い出す始末。

それには私も「結局お前も食べたかったんかいっ!」と心の中で毒づいてしまいました。

それからというもの、夫のケチな言動を以前よりも意識するようになってしまいました。

あるとき、私の実家から送られてきた箱に入った高級みかんを、息子が友だちとパクパクたくさん食べていたら...。

「そのみかん、1個いくらすると思ってんだ。そんなに食べるんじゃない。今日だけでいくら食べたと思う?」

息子も友だちも恐縮しますし、子どもにこんな質問をすることが恥ずかしいです。

それに、いただきものだから家のお金で買ったものじゃないのに、とモヤモヤしました。

またあるときは、私がちょっと高級な七味唐辛子をおそばにかけていると...。

「そんな使い方されたらすぐなくなっちゃうじゃないか、高いんだからな」

そんなことを言われ、おいしい昼ごはんが台無しになりました。

ケチなことを言われたくない私は、その後はその唐辛子を使うときは一振りと決めました。

家計や子どもの金銭感覚のことを考えてくれるのはありがたいのですが、正直、場の空気を乱す言動にイラッとします。

かといって、こんなことで言い争うのも嫌ですし、本人も無意識に言っているようで、悪気はないみたいなんです。

そんなある日、私は息子の好きなキャラクターグッズをネットショップで買い物していました。

その様子を見た夫は「本当にこんなに買うの? いいんだね? こんなに買って」と、またケチ発言が出そうな雰囲気になってきました。

そのとき、ピンポーンと宅配便が届いて、中身は夫の好きなアイドルがデザインしたトレーナー。

すかさず私は「これいくらだったの?」と聞くと、夫は「〇万円」とボソリ。

それ以降、私の買い物に何も言ってこなくなりました。

夫のドケチ発言は直らないと思いますが、あの瞬間、とってもスカッとしました。

これからも、ケチで嫌味な夫には適度に反撃しながら上手につきあっていきたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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