「40代の女性です。小学生の息子は一番風呂じゃなきゃ嫌! という頑固なお風呂好き。最初は面倒くさいと思っていた息子のこだわりですが、いまではありがたい生活習慣になりました」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■絶対に一番風呂! 先にお姉ちゃんがお風呂に入ると...
現在9歳の息子は、小さい頃から水遊びが大好きでした。
その延長なのか、お風呂も大好きで、7歳くらいから週に2、3日ではありますが「ひとりお風呂デビュー」しました。
ちゃんと洗えているかな? と覗くと鼻歌を歌っていたり、シャワーを消防車に見立てて放水したり(これは注意しました)、ご機嫌な様子で入浴。
私の姿を見ると「向こうに行って!」と、おひとり時間を邪魔されたくない様子。
最近は以前よりもお風呂が好きになったようで、とにかく長風呂で困っています。
しかも「お風呂は一番風呂!」という、小学生とは思えないこだわりもあります。
ある日、息子が食後にのんびりとゲームをしていたので、先に中学生の姉にお風呂に入るように促し、姉が入浴。
それに気づいた息子は「なんで! お姉ちゃんが一番なの!」と大激怒。
しまいにはシクシク泣き出してしまい、正直めんどくさいなと思っていました。
■一番風呂のこだわりがもたらした生活の変化!
この話をママ友にしたところ、予想とは違う言葉が返ってきました。
「お風呂に入ってくれるだけマシ」
「うちはなかなかお風呂に入ってくれないから就寝時間が遅くなる」
そう言われてから「あれ? これって困りごとではないのかな?」と思うようになり、息子の一番風呂のこだわりを利用してみることにしました。
平日は息子も学校で疲れていますし、宿題や翌日の準備をしないでダラダラと過ごしてしまい、寝る時間が遅くなりがちです。
ならば! 一番風呂を時間の軸にして生活リズムを整えてみようと考えました。
遅くとも20時にはお風呂の準備をして、息子に声掛け。
「いま、ゲームやってる」
「テレビ見てるから」
なんて渋ることもありますが、ここで「じゃあママが先にお風呂に入るね!」と伝えると「ダメ!」とシャキっと立ち上がり、お風呂に直行してくれるようになりました。
私もつい、子どもたちに夕食を食べさせるとまったりしてしまい、気が付いたら21時なんてこともあるので、息子の一番風呂をルーティンにすることで、私も自分時間を持てるようになりました。
おかげで21時には就寝準備が完了する、健全な生活リズムが整いつつあります。
しっかりと睡眠時間を取っているので朝も元気!
支度の時間もゆとりを持てるようになりました。
お風呂で遊んでなかなか出てこない息子のお風呂タイム。
めんどくさいなと思っていたこだわりも、うまく活用してみるものですね。
今日も息子はお風呂にゴーグルや浮き輪を持ち込んで、ご機嫌でひとりお風呂時間を満喫しています。
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