「43歳の女性です。知らない間に穴が空いてしまう靴下や下着、肌着を何とか長持ちさせたい! そのために思いついた『リバーシブル作戦』ですが、夫にはなかなか理解してもらえません」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■インナーを長持ちさせるために思いついた方法が...
靴下や下着など、人から見えない服がいつの間にかボロボロになっていることはよくありますよね。
学生時代、友人の家に行って靴を脱いだら靴下に穴が空いていたことに気づいて恥ずかしい思いをしたこともありました。
人から見えない部分なのに買い替えるのはもったいない。
そう思って穴を繕ってみましたが、私が不器用なせいか縫い目がゴロゴロして足に当たってしまい、うまくいきませんでした。
何とか長持ちさせて買い替えの頻度を下げられないかと思い考えついたのが、裏表交互に着る「リバーシブル作戦」です。
靴下や肌着などに穴が空くとき、一気に破れるのではなく1カ所だけ穴が空くことがほとんどです。
同じ着方をしていると同じ所にだけ力がかかり、そこが弱くなって破れるので、1回ごとに表と裏を入れ替えて着れば、力がかかる所が分散されて破れるのを防げるのでは? と思いました。
このことに気付いて以来、私は靴下やストッキング、キャミソールは表裏、Tシャツや冬の長袖Tシャツの肌着、パジャマなどは表裏でさらに前後反対に着ています。
この作戦のもう1つの利点は、裏返しに脱いでおけば、次にそのまま着られることです。
脱いだ靴下は裏返しのまま履き、次は表で履く。
わざわざ表や裏にする手間が省けて本当にラクです。
■作戦に大反対の夫との不毛な言い合いは今日も続く
節約の効果は定かではありませんが、この生活をもう20年くらい続けています。
誰にも見せない部分なので、バレることはありません。
しかし、さすがに夫(53歳)にはバレています。
結婚当初、風呂上がりにTシャツを前後反対に平気で着ている私を見て、夫はびっくりしていました。
私が「これは節約のためにわざとやっている」と言うと、「本当に効果あるの? なんかケチくさいし、前後反対は何となく縁起が悪いよ」と言われてしまいました。
「縁起が悪いなんて迷信でしょ、単なる気持ちの問題だよ。それよりも物を大切にすることのほうが大事」
「物を大切にしているというか、ズボラなだけじゃないの? 何となく落ち着かないからせめてTシャツくらいはちゃんと表で着てよ」
反論してみましたが、夫には響きませんでした。
それ以降、Tシャツを裏返しに着るたびに夫に注意されます。
「そんなの迷信、ケチくさい」
「人様に見せるわけじゃないから好きにさせてよ」
「俺が見ている」
毎回、不毛な言い争いになってしまいます。
節約のためになっていると信じたいリバーシブル作戦を夫に理解してもらうのは遠い道のりです。
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