ありえない...「給与明細を半年も出してこない職場」。嫌がらせもエスカレートしてきて

私は個別学習塾で講師をしています。

小学生や中学生に対し、講師1人につき生徒1人～3人までの授業で、もう12年ほど教えています。

うぬぼれかもしれませんが、保護者から信頼していただいて、子どもたちからも「分かりやすい授業」という評価をいただき、たくさんの授業を担当してきました。

ところが3年前、大学を卒業したばかりの女性新入社員が塾長になってから、塾の雰囲気は一変し、殺伐としています。

会社の経営方針が優先で、塾長は子どもたちの様子は見てくれません。

そんな塾長が保護者面談をするので、講師が生徒の状態をどう判断し、どのように指導をしているか保護者には伝わらず、保護者の思いも講師には伝わってきません。

塾長としては、保護者と理解を深めるのではなく、塾で使う問題集を追加購入させることが面談の目的のようです。

また、講師への対応も攻撃的です。

その結果、生徒数も少しずつ減ってきています。 

講師たちの堪忍袋の緒が切れたのは、毎月の給与明細がほとんどなく、記載内容もいい加減だったこと。

これを指摘したところ、「このやり方に不満があるのでしたら辞めていただくしかありません」と言われました。

しかし、企業は給与明細を労働者に渡すことが義務づけられており、不提示や虚偽の記載をした場合には罰則を受けます。

ちなみに、今年の2月に給与明細をもらったきり、半年以上もらっていません。

塾側はこの指摘が面白くなかったのでしょう。

これをきっかけに、私に対して理不尽な口撃が始まりました。

「授業が始まりました。早く教室に行ってください」

「もうすでに生徒とは話をして授業は始めています。きょう生徒がやりたいところを聞いたので、その教材をコピーしています」と私は言い返しました。

すると「何をそんなにコピーするのですか？　教室に行って子どもたちについて授業を進めてください」とさらに言ってきました。

その日の授業内容は定着度が低いとされているため、以前の問題を復習することが推奨されています。

その問題をコピーしに教師控室で準備していたのに！

授業の様子も見に来ないのに、そんな嫌味ばかりを言ってきます。

「このような状況では次の契約ができないかもしれません」

そう言われることもあり、脅しをかけられていると感じています。

さらに、これを生徒のいるところで言うのですから、あきれてものも言えません。

前から辞めることを決めていましたが、私のほうから「では辞めます」などと言ったら契約違反金を請求されるかもしれません。

いまは給与明細の件や塾長の態度も含め、税務署と労働組合連合と相談を始めました。
辞めるときに泣き寝入りをしないために！