<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:46
プロフィール:娘(20歳)、息子(15歳)、実母(77歳)との4人で生活している新米シングルマザー。
私は2023年の3月に離婚後、現在の会社に勤め始めました。
配属された部署には女性が10人、男性が6人が在籍していました。
25歳で結婚してから、元夫(48歳)の実家が営んでいる飲食店を手伝っていた私は、約20年ぶりの会社勤めが不安で毎日緊張していました。
そんな私を気にかけてくれたのが6歳年上のHさん(52歳)です。
Hさんは10年前に旦那さんを亡くして未亡人に。
華やかな雰囲気を持ち、彼女がいると場に活気が出るような存在です。
Hさんは仕事以外でも私のことを気遣ってくれ、昼休みや退勤後にご飯に誘ってくれました。
私は、Hさんと親しくなっていくと同時に、Hさんのお陰で他の同僚たちとも打ち解け、みんなと徐々に仲良くなっていったのです。
特に同じ年齢のSさんとYさんとは、各々の子どもたちの年齢も近く、環境も似ているためか、話も合って急速に仲良くなっていきました。
ある日、Hさんからランチに誘われ、SさんとYさんも交えて会社の近くにオープンした店に行きました。
しかし、その日のランチの後から、Hさんの態度がSさんやYさんに対して冷たくなっていったのです。
特に私がSさんやYさんと話をしていると機嫌が悪くなります。
「S子とY子は結構敵が多いから、一緒にいると〇〇ちゃん(私のこと)も誤解されちゃうから気をつけて!」
「あの2人は裏表があるから信じないほうがいいわよ」と、2人の悪口も言うようになりました。
さらに、違う部署の人や同時期に入社した人など、私が少しでも仲良くなった人に対してHさんは悪口を言うのです。
悪口を言うときのHさんは魔女のようでした...。
SさんとYさんは気にしていない様子で、「更年期じゃないの? 放っておけばそのうち元通りになるでしょ~」といった感じです。
不思議なのは、Hさんは陰で悪口は言っても面と向かっての態度は変わりません。
おそらく、私が自分以外の人たちと親しくなっていくことが嫌なのでしょうが、自分の社内でのイメージも計算しているのでしょう。
Hさんに不信感を抱き始めた頃、彼女と同期で違う部署の女性(55歳)から言われました。
「Hさんはかなり癖があるから気をつけたほうがいいわよ! 彼女が原因で会社を辞めた人もいるからね」
裏の評判も聞いて、上手に付き合いつつ、みんなと仲良くなるにはどうしたらいいか...悩んでいます。
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