認知症の母が唯一忘れることのない電話番号。何度も電話をかけてしまうのが切ない.../ワフウフ

みなさんこんにちは! ワフウフです。

認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。

【前回】老人ホームにいる認知症の母。携帯電話でのやりとりが「大変すぎる理由」

認知症が判明した当時、母は父・たんたんと自宅で暮らしていましたが、父が認知症になった母に生活費を渡さないうえ母の預金を取り上げようとし、また、全く介護に協力してくれないため、2019年4月、母は父から逃れて介護付有料老人ホームへ入居しました。

老人ホームに入った母との連絡手段は母の持つ携帯電話。

私たち親子には欠くことのできない大切な連絡ツールです。

しかし、時にはそれが大変な混乱を引き起こすこともありました。

母には娘と電話で会話をした記憶が短時間しか残りません。

電話をしたばかりでも、ふと電話を見て着信履歴に気がつくとすぐにまた電話をかけてくるのです。

話しても話しても電話を切るとまたかかってくる電話...。

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エンドレスです。

そして母は時間の感覚も失っているため、朝4時半であろうと5時半であろうとお構いなしに電話をかけてくるのです。

また、母の携帯電話には姉と私の電話番号を短縮ボタンで登録してありますが、そこへかけるのすらおぼつかないこともあるのに、時々思い出したように昔母の実家が使っていた電話番号を手入力して電話をかけてしまうこともありました。

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発信履歴を見ればそれは明らかなのですが、もちろん母はその事を全く覚えていないため注意をしても

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と言い張ります。

でも、ふとした瞬間に

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と、言うことがありました。

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もう、祖母は30年以上前に亡くなり、母の実家は無くなってしまっているのに。

その事をまるで理解できていない母に対する切なさももちろんありますが、何よりも母の実家が昔使っていた電話番号を現在使用されている方へご迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです (母の携帯電話は発信制限をかけられない機種なのです)。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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