こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】お金への執着がすごい義父。しかし最近は自己管理も難しくなってきて...続々と事件発生!
部屋に置いてあった通帳が見当たらないと騒ぐ義父。
さらに印鑑まで無くなったと言い始めます。
夫としお氏と何やら揉めています。
気になって私も見に行きました。
...そりゃ、としお氏は教えてもらってないですからね。
すると何と言ったと思います?
私の方をチラチラ見ながらこう言い放ったのであります。
だ~か~ら!
印鑑の隠し場所なんて教えてほしくなかったのよ!!
結局、再度としお氏が義父の部屋を探索したところ
印鑑はすんなり見つかりました。
想像するに
こんなことじゃないかと...。
疑いの目を向けられた私の心に義父の『一言』はグッサリ突き刺ささったまま。
簡単に抜き去ることなど出来るはずもないのです。
しかし言った側の義父は通帳が無くなったことでアタマが一杯。
言われた相手がどれだけ傷ついているかなんて思いは至らず、もちろん「ごめんなさい」もありません。
その上、通称『宇宙人』の義父は、自分に都合の悪いことは直ちに消去できる機能も装備しているようで
翌日になると、しれっと通帳の再発行の同行を頼みに来るのでした。
だ~れ~が連れていくもんですかっ!!
怒りを表したところで、相手は伝わらない宇宙人。
暖簾に腕押し、糠に釘。
世話をしているのに疑われる理不尽は、介護者にとって最大のストレスと言えるのかも知れません。
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