<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女性
年齢:54
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。成人した子どもがいますが、子育ては2人で行うものだという結婚観の持ち主です。
54歳のアラフィフ兼業主婦です。
これは私の職場のAさん(37歳)から相談を受けた話です。
Aさんの夫のBさん(40歳)が子育てを手伝ってくれず、困っているそう。
AさんとBさんとの間には小学3年生と小学1年生の2人の男の子がいます。
子どもたちはBさんと遊びたがるそうなのですが、まったく応じてくれないとか。
Bさんの趣味はパソコンゲームで、休みの日には1人自室に籠もることも多いようです。
「パパ、遊ぼう!」と部屋に入ろうとするだけで怒鳴り声が。
子どもたちはパパのことが大好きで、一緒に遊んでほしいだけなのに...。
さすがに最近は「パパはゲームを本気でしてるんだよ! 邪魔をするな」と怒鳴られて、子どもがAさんに泣きついて来ることが増えたそうです。
そんなことを繰り返すうちに、子どもたちもBさんに話しかけることが少なくなってきたとのこと。
私も「さすがにそれはひどい」と思っていると、Aさんは「離婚も考えているのよ」とため息をつきました。
Aさんの趣味もパソコンゲームで、Bさんとは共通の趣味で知り合って結婚しました。
ただ、さすがに出産してからは育児や家事、仕事に追われて、パソコンゲームをする時間はほぼなくなりました。
それもストレスになっているようです。
一昔前は「育児は専業主婦の妻がするもの」という考え方もありましたが、今は共働きが一般的です。
Aさんもお子さんが保育園の頃は時短勤務で、下のお子さんが小学校に上がる前にフルタイム勤務に変更して働いています。
私もすでに成人した子どもがいますが、結婚前から勤めている職場でずっとお世話になっているので、その大変さも分かります。
私の場合、夫(55歳)が休みの日に子どもを外に連れて行ったり、勉強を教えたりして育児に協力的だったので、夫へのストレスはありませんでした。
もし、Bさんのような態度を取られていたら、私も離婚を考えたかもしれません。
しかも詳しく聞くと、Bさんはおむつを替えたこともないそうです。
もちろん、家事もほとんどしないとのことでした。
さすがに「いつの時代の方なの...?」と、私も呆れてしまいました。
幸い、Aさんは自分の実家から近くに住んでいて、Aさんのご両親も元気でお孫さんたちが大好きなのだそうで、離婚しても頼る場所はあるそうです。
離婚してしまうと、まだパパが好きな子どもたちはショックかもしれません。
しかし、趣味優先で子どもたちをないがしろにするBさんが今後もそのまま変わらないとすれば、悪影響にしかならないでしょう。
残念ですが、Aさんが離婚を視野に入れていることを伝えても何も変わらないのであれば、それも選択肢かなと私も思ってしまいました。
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