こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】高齢の義父は「病院通い」が生きがい。でも処方薬の管理ができず部屋には...
年々夏の暑さが厳しくなって、高齢者は特に体調を崩しやすく要注意な季節となりました。
義父母もご多分に漏れず、夏になると1度や2度は体調を崩していました。
この日も、起床後体温を測ると...
私たちなら36.8℃は平熱の範疇ですが、普段35.2℃前後が平熱の義母の場合、この体温は要注意だったりします。
兆しは前日からありました。
夕方デイサービス帰宅後、ちょうど家に立ち寄った次男が義母に声を掛けると
答えた声がしゃがれて、水っぱながタラタラ流れ始めたのです。
そして、いつもはまず出てこない義父の名前がすんなり出てくる始末(笑)。
その上、身体の動きも芳しくありません。
それでも夕食はいつも通り完食。
夜も眠れたので何とか持ち直してくれるかな? と期待しましたが、不穏なサインの数々はやはり体調悪化につながってしまったようです。
朝食が終わるや否やの
下痢に始まり、鼻水もいよいよひどくなってきました。
と、いう訳で、この日デイサービスは急遽休みの連絡を入れ、ゆっくり身体を休ませることにしました。(私のこの日の用事は全てキャンセルとなりますけどね...泣)
さて、問題はこの人です。
感化されやすい義父は義母の調子が悪いとなると
どうしたものだか、同じく体調不良に陥ってしまうのです。
義母のデイサービス欠席を義父に知られないよう送り出しを粛々とすすめ
義父は無事にひとりご機嫌でデイサービスの送迎車へ乗り込んだのでありました。
ゆっくり体を休めたおかげか幸い義母の体調は悪化することなく次第に回復。
次のデイサービスは利用することが出来ました。
急に悪化することも多い高齢者の体調。
室内と屋外の気温差が大きいのも原因の一つかもしれません。
まだまだ続く残暑にドキドキハラハラは続きます。
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