こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】デイサービスで転倒し頭を打った義父。でも「ヘルメット」はカッコ悪いと拒否されて...
夏は介護者にとって最も悩ましい時期かもしれません。
梅雨に入れば洗濯物はなかなか乾かないし
気温の変化に疎い高齢者の体調管理は思い通りにいきません。
また、わが家のトイレは西側に面している上風通しが悪く、湿度が高く晴れた日の午後は出来れば近づきたくない場所となります。
そんな中、義母のトイレ介助はトイレに連れて行くのも出るまで待つのもまさに修行。
年中、便秘気味の義母は夏も排便のリズムは整わず、その上便意をほとんど感じなくなっているので『大』が出るのはいつのことやら?...な状態です。
折よく午前中に出てくれれば良いのですがデイサービス先で出ることはあまりありません。
送迎車の振動と帰って来た安心感が影響するのでしょうか?
家に帰りついた直後に催してしまうこともたびたびでした。
この日は絶好の猛暑日。
帰宅後5時のトイレ内はまさにサウナ状態です。
トイレの窓に日よけを付けたり
扇風機を持ち込んだりと様々工夫を凝らしても焼け石に水のトイレ内で悪戦苦闘は繰り広げられます。
ところが...
義母の『大』ちゃんはおいそれとは出てくれません。
先般、住宅改修によって和式から洋式になった我が家のトイレ。
じっくり介助出来るようになったのはありがたいのですが、義母自身は未だ洋式トイレに馴染みきれていない様子です。
汗だくのがんばりもあまり長時間は続けられず仕方なく適当なところで切り上げることにしました。
結果は惨敗。
夕食後、再度の試みも思わしくなく、この日はおやすみなさい...。
と、ここですんなり終わらないのが義母の『大』ちゃんです。
翌朝、ベッドから起こすやいなやの大惨事が待っていようとは。
よりによって、この日は朝から大降りの雨。
大量に出た洗濯物をどうしてくれましょう?
夏は介護者にとって本当に悩ましい季節にございます。
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