「外科医と経営者のセレブ妻」の現実は...正体を偽りあうW不倫カップル

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:まるおじ
性別:男性
年齢:54
プロフィール:専業主婦の妻と大学生の息子・中学生の娘の4人家族の父です。まだまだ子どもに手がかかり、夫婦だけの時間がなかなか持てません...。

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妻が通っている50代前半の整体院の先生と、妻のママ友の間の話です。

妻は子どもの頃からピアノを続けており、長時間同じ姿勢で座り続けていたせいか、長年腰痛に悩まされていました。

そのため、整形外科や鍼などの治療を行ってきたのですが、なかなか自分に合うものが見つからず、腰痛は悪化するばかり。

そんな中、8年前に近所に新しく整体院が開設され、我が家にもチラシが投函されました。

立派な経歴をもった、とてもダンディな先生でした。

なぜこんな普通の住宅街で開業したのかやや引っ掛かったものの、妻はダメ元で行ってみることにしました。

そして、その先生の治療を受け始めると、みるみると妻の腰の痛みが治っていきました。

長年の悩みから解放された妻は大変喜び、すっかり先生を信用するようになり、その後も定期的に通いつづけていました。

しかし、3年前のある日、妻はその整体院の先生を巡って悩ましい問題に巻き込まれることに...。

ある日の夕方、妻は少し遠方に買い物に出かけていると、そこで整体の先生が奥さんではない女性を連れて歩いているのを目撃してしまいした。

よく見てみると、その女性は何と妻のママ友!

向こうもこちらに気がついたようで、お互いにすぐに目をそらしたものの、信頼していた先生があろうことか自分のママ友と不倫デートをしているところを目撃してしまい、妻はショックを受けてしまいました。

翌日、そのママ友から妻に会って話をしたいと連絡があり、2人は会うことに。

そのママ友は、会社員の夫と上手くいっていなかった頃に整体の先生に街で声を掛けられて、交際を始めたことを話してくれたそうです。

しかも、整体院の先生は、自分のことを「多忙な外科医」と紹介しているようで、彼女もすっかりその嘘を信じ込んでいるようでした。

その翌日、妻は整体院の予約をしていて、行くかどうか迷ったものの、腰痛がぶり返してしまうのも困るので、仕方がなく行くことにしました。

施術中はお互い何も話さないまま過ごし、終わったときも目をあわさずに整体院を出たのですが、後から先生が追いかけて出てくると妻を呼び止め、近くの喫茶店で少し話をしたいと言い出しました。

そして、一昨日のことについて、妻は先生から「彼女は有名な経営者の妻なので、周囲に知られるとまずいから黙っていてほしい」とお願いされました。

どうやら、ママ友も先生に対して自分の身分を偽っているようで、先生もすっかりそれを信じているようでした。

この状況に妻は呆れていました。

いまもまだ、悶々としながら何も知らないかのように、通院もママ友との付き合いも続けています。

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