<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:43
プロフィール:私、夫(53歳)、小学6年生の息子の3人暮らし。最近は麺料理のアレンジにはまっています。
小学6年生の息子の学年のB先生(30代後半、男性)は少し厳しい先生で、先日こんなことがありました。
息子の小学校では5月に運動会があり、6年生は騎馬戦をやります。
そのため、ゴールデンウイーク前から運動会の練習漬けの毎日です。
息子は小柄なので、騎馬戦は乗る側です。
3人の子どもたちが作る馬に乗って、息子が相手チームの帽子を取ります。
しかし、馬になる子どもたちがふざけて息子を落とす素振りをして、息子は何度か半泣きになったそうです。
他にも数人が似たようなことを繰り返すため、とうとう6年生が全員集合させられて、そこでB先生が言ったそうです。
「お前ら、何考えとるんや? ふざけたやつ、出てこい!」
子どもたちはシーン...しかしB先生は容赦しなかったそう。
「いま名乗り出て謝ったら許したる! あとからバレても許さんぞ! ふざけて騎馬戦やったら大怪我するのが分からんのか!」
また全員がシーンとなったそうです。
そのことが子どもから親たちに伝わりました。
私はB先生の指導は厳しいとは思いましたが、間違ってもいないと感じます。
息子に言いました。
「B先生は多少口調が荒いね。この前も4階の廊下からふざけて突き落とす真似をした子どもたちに、怒鳴ったのってB先生だよね?」
「でも、それは怒っても当然のことなんじゃないかな?」
息子は真剣な顔で聞いたあと「うん。怖い。でも、危ないこと怒るのは正しいよね」と納得していました。
ただ、一部の保護者はB先生の態度が許せなかったようです。
「教員の資質としてどうなんですか⁉」
「子どもに怒る大人の口調として、正しい言葉づかいができないのですか?」と学校に苦情がいったそうです。
しかし、学校側の対応としては「言葉遣いについてはB先生に注意しました。しかし、実際に窓からふざけて落とす真似や騎馬戦で落とすそぶりをした児童を怒る理由も理解ください」というのものでした。
双方とも譲らず、話し合いは平行線だったそうです。
私のところにも「一緒に苦情を言おう」と、他の親から連絡がきました。
個人的には、B先生の口調は確かに荒いかもしれませんが、子どもの危ない行動を止める必要もあると思います。
「ふざけて落ちました」では済みませんし、一歩間違えば命に関わるからです。
私は苦情に参加しませんでしたが、この苦情にやがて「騎馬戦で子どもの顔にひっかき傷がついたらどうするのですか?」という一部の親御さんの要望が加わり、手袋をはめて騎馬戦をすることになりました。
息子は「手袋すると暑い」と、しぶしぶ騎馬戦に参加していました。
結局、B先生への苦情はどうなったのか分かりませんが... みなさんはこの出来事、どう思いますか?
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