<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:43
プロフィール:私、夫(53歳)、小学6年生の息子の3人暮らし。最近は麺料理のアレンジにはまっています。
職場のAさんは50代前半の男性です。
Aさんは10年以上もアルバイトですが、これは本人が希望している勤務形態のようです。
コロナ禍の間、在宅勤務を希望すれば月に数回の出勤で大丈夫となった私の職場は、アフターコロナになった今もその形態が維持され、私は在宅勤務がメインです。
本人が希望すれば、コロナ禍前のように100%出勤して仕事も可能となっています。
そしてAさんは、現在は在宅勤務ゼロ、全て出勤で仕事をしています。
ただ、かなり癖が強い人で、職場のルールが変わっても「自分は自分のルールで動いている」と平気で上司に言うタイプ。
いや、あなたが決めたルールなんて知らないけれど! と私も周りも毎回思うのですが、Aさんは全く気にしません。
とにかく自分のルールが優先なので、自分の中で仕事の優先順位を決めたら、その順位を動かさないのです。
私や同僚、上司が「急な仕事が入ったからこっちを先にやろう!」と、仕事の締切に追われてバタバタしていても同様です。
チームで仕事をしているのに、Aさんは「自分も手伝いましょうか?」という一言も何もなく、黙々と自分の優先順位で仕事をしているのです。
そんなAさんに苛々しつつ、仕事をしていました。
そして2023年春のことです。
皆が忙しく、在宅メインだった私も徹夜に近い日が続いていました。
毎日、疲れきった状態でしたが、ある日どうしても必要があって出勤しました。
そこであることに気づいたのです。
「あれ? いつも所定の場所に収納してある重要資料がない⁉」
慌てて必死に探しても見つかりません。
私は出勤していた同僚たちに「資料、知りませんか?」と聞いてまわりました。
すると、Aさんが「あー、それですか。不要と思い、自分の机周りを片付けたときにシュレッダーしましたよ! ここの棚、スッキリしましたよね」とニコニコ言ったのです。
重要書類を上司の指示も仰がずに、独断でシュレッダー⁉
目が点になりました。
私は事の重大さに青ざめ、上司はカンカンです。
そして、その重要な資料がないため、取引先にも迷惑をかけてしまいました。
堪りかねた上司は、Aさんに「こんなことばかりだから、あなたが希望を出しても正社員登用は難しいんだよ!」と激怒してしまいました。
しかし、Aさんは「気にしてないから大丈夫ですよ」と謝りもしません。
入社の時からマイペースだなとは思っていましたが、もう「マイペース」では済まされないほど、どんどんとひどくなっているような気がします。
私も周りも本当に困っています。
それでも、誰が何を言っても本人に全く響かないようなのです。
この先、どうしたらよいのか頭が痛いです。
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