「収入は月5万円」会社が傾いても転職活動しない夫。ようやく履歴書を買ってきたと思ったら/くるぴた

皆様こんにちは、『ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記』の管理人"くるぴた"です。

ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。

【前回】「今別れたら一生独りかも...」不安があっても「離婚」を決意した元夫の「最悪な態度」

「収入は月5万円」会社が傾いても転職活動しない夫。ようやく履歴書を買ってきたと思ったら/くるぴた taikenki_kurupita48.png

元夫は仕事に行くとき鞄も何も持たず、手ぶらで出勤する人でした。

持ち物はポケットに財布と定期、携帯電話と名刺を入れるだけです。

最初はスーツ姿のサラリーマンが手ぶらでうろうろしている事に違和感がありましたが、しばらく経つと「この人はこういう人」と、すっかり慣れてしまいました。

そんな元夫でしたが、たまー......に何かを持ち帰ることがあったのです。

大抵は新しいゲームソフトや、お酒の買い置きが無い時に自分で買ってきたりなどでしたが... 一度だけ、こちらが見てハッとする物を買ってきたことがあります。

大きめのレジ袋に薄っぺらい書類のような物が入っていて、何かと思ったら... 履歴書でした。

新品でまだ何も書かれていませんでしたが、それを見て、私は内心「ようやく転職を決意してくれた!」と、心底嬉しく思いました。

のちに離婚することになる私達。

私と元夫の結婚生活が破綻した最大の原因は、経済的な理由でした。

平たく言うと、元夫の収入が少な過ぎたのです。

夫の普通では考え難い奇行や、物に当たるDVも、まだ我慢しようと思えば出来なくもなかったけれど、お金が無いのは最低限の生活に差し障りがあり、どうしようもありません。

元夫が勤めていた会社は、社員数20人足らずの零細企業でした。

しかし経営が怪しくなって、ほとんどの社員が退職し、会社組織ではなくなったのです。

そして社長と営業部長と元夫の3人だけが残り、自営業のような形でそれまでの取引先を相手に細々と仕事を続けていました。

元々薄給だった収入は、自営になってから一気に下がり、低い時には月に5万円、多くても12万円くらいになってしまいました。

そんな状態でも、元夫にとっては性に合った仕事だったのか、それとも40代から50代になってからの転職に抵抗があったのか......

元夫の口から「転職する」という言葉が出たことは一度もありませんでした。

だけどもし元夫が転職してくれれば、離婚は避けられたかもしれなかったのです。

そんなにたくさん稼いでほしいとは言いません。

でも結婚前に元夫が購入したマンションのローンや共益費等の住居費と、本人の嗜好品である酒やたばこ、ゲームソフト等の代金を自分で賄ってくれれば......

最低でも元夫が月13万円を稼いでくれれば、他は私が負担すれば、普通に生活はできました。

当時いくら景気が悪いと言っても、大の大人なら月13万円くらいならどこで働いても稼げたはずです。

私でもフルタイムで働けば、そうでしたから。

半分諦めかけてはいたけれど、ようやく転職してもらえる......

顔には出さないようにしたけれど、内心では小躍りしたいくらい喜んだのですが......

元夫に、それとなく 「これ、どうしたの?」 と、履歴書を指さして尋ねてみると、夫はこう答えたのです。

「ああ、これな。 社長に見せつけて、給料を上げないなら転職してやると脅そうと思って」

え......? 本気で転職するんじゃないの? 単に「給料あげろ」と主張するための小道具?

そもそもそんな事したって給料が上がるとは思えないし、将来性も全くないとしか思えない職場なのに......

そんな風に呆然としていると、続けて元夫が掛けてきた言葉で私は唖然としてしまいました。

「なんなら君がそれ(履歴書)を使って、もっと働いてくれてもかまわない」

はあ? 当時の私は午前中にパート、昼以降は在宅の仕事をしていました。

家事もあるしそこそこ忙しい状態です。

第一、元夫よりもずっと家計に貢献していたのに......これ以上、私に働けと?

しかも「働いてくれてもかまわない」?

命令形ではないにしても、どうして上から目線なのでしょうか。

その時は呆れて、適当に返事をして終わりにしました。

でも思えば、私も当時はそんな元夫になかなか見切りをつけることが出来ませんでした。

もう見込みがないと分かっていても、状況を変えられない。

踏ん切りをつけることが出来ない。

ある意味似たもの夫婦だったのかもしれません。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子もないアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記 

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