<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女性
年齢:42
プロフィール:夫と二人暮らしです。
2023年春、我が家は野球の世界大会で大盛り上がりでした。
夫(52歳)は最初こそあまり興味なさそうにしていましたが、野球好きな私と一緒にテレビ観戦しているうちにドハマリしてしまい、一戦ごとに大騒ぎ。
中でも夫のお気に入りは一番人気のメジャーリーガーで「あの選手の公式ユニフォームが欲しい! 着れば俺も二刀流になれる!」などと言い出しました。
そのユニフォームはプレミアがつき、ネットで数万円します。
「いくらなんでも高すぎるよ。野球観に行ったことないでしょ? ユニフォーム買っても着る機会がないよ」などと説得し、なんとか数千円のキャップで落ち着きました。
ひとまず安心しましたが、夫はいつもこんな感じで流行りモノにすぐ飛びつくのです。
野球にハマるほんの2週間前には、大ヒットしたバスケ映画に感化されて大変でした。
映画から帰ってくるなり「バスケって本当にかっこいいから俺も始めてみようかな。主人公の履いているバスケットシューズでプレイしたい!」と言い出したのです。
そのバッシュは製造中止になっている上、プレミアが付いて20万円以上とのこと。
夫は欲しい欲しいと言いますが、普段から階段すら嫌がって遠回りしてでもエスカレーターを探すような夫が、これからバスケをするとは思えません。
説得して買うことは諦めてくれましたが、どうしてもバッシュが履きたかったようで、押入れを探して大昔に買ったバッシュを見つけ出し「明日はこれを履いて仕事に行く!」と嬉しそうにしていました。
しかし翌日、寒そうに帰ってきた夫の足元は安そうなサンダル。
びっくりして「どうしたの?」と聞くと「古すぎて履いてるうちに壊れちゃった...」とのことでした。
そのバッシュはシリコンのような素材が使われていて、経年劣化していたようで、割れて履けなくなってしまったとのこと。
しかも壊れたのは仕事に行く途中だったため、あわてて近くの店で一番安いサンダルを買い、2月の寒い中サンダル履きで一日過ごしたとか。
これに懲りたのか、バッシュが欲しいと言わなくなったと思ったら今度は野球。
そして、それもすぐに飽きて次の流行に飛びつくことは目に見えています。
オリンピックのキャラクターのぬいぐるみ、ラグビー日本代表のタオル、SF映画シリーズのフィギュア、大ヒットしたアニメのコスプレグッズ...。
思えば、わが家には過去の流行りモノがたくさん転がっています。
ミーハーな夫の散財を止めるのは毎回大変です。
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