「お義父さん! それを言ってはダメなんです!」妻との喧嘩中、燃料を投下した義両親...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:アドル
性別:男性
年齢:47
プロフィール:会社員。妻と子ども2人と暮らしています。

「お義父さん! それを言ってはダメなんです!」妻との喧嘩中、燃料を投下した義両親... 38.jpg

2022年11月、私が妻(40歳)と喧嘩したときのことです。

私は妻から他の女性に気があると決めつけられ、そんなことはないといくら否定しても嘘つき呼ばわりされていました。

なにかにつけて「一緒になれば」「お似合いよ」「私(妻)の言うことは聞かないけど、その女性のことは言うこと聞くんだよね」など、事実無根でいちいち癇に障ることばかり言われました。

その日も朝からいつものように嫌味を言われ、さすがに頭にきて私は家を飛び出しました。

私がいくら否定しても信じてもらえないので、ほとほと困り果ててしまい、悩んだ末にその足で飛行機に乗り、妻の実家の福岡へ向かいました。

妻の両親に話を聞いてもらおうと思ったのです。

福岡についた私は、妻の両親に現状を話しました。

私が何を言っても聞かず、どうすることもできないので、どうすれば信じてもらえるのかと相談したのです。

妻の両親は、孫(私の子)の小学校入学をお祝いするため、春休みに我が家へ来ようと思っていたらしく、その際に妻と話してみようかと言ってくれました。

ですが、春休みですと流石に先ですし、いますぐにでも何とかしないといけない状況であるため、「その前に何とかなりませんか?」とお願いしました。

すると、電話よりもちゃんと顔を見て話したほうがいいとのことで、1週間後に我が家に来ることになりました。

もちろん、「私が妻の実家へ行ってお願いしたことは妻には秘密にしてください」とお願いしました。

妻からすれば両親に告げ口されたようなものなので、このことを知ったら大変なことになるのは間違いありません。

そして、義両親たちが我が家に来てもらう日が訪れました。

私は仕事で、帰宅したときには義両親はホテルへ戻った後でした。

肝心の妻の機嫌はあまりよろしくない感じで...。

こちらから聞くわけにもいかず、悶々としていました。

翌日の土曜の朝、妻はいきなり切れて大喧嘩が勃発。

私は再び家を飛び出し、義両親が宿泊しているホテルへ向かいました。

義両親に妻の昨夜の様子と今朝の状況を話しました。

すると、義両親曰く、妻に話をしても聞く耳を持たず、頑なだったため、私が義両親にお願いして今回来てもらったことを話してしまったというではありませんか!!

これを聞いた妻は「私だけ知らないなんて、のけ者にされた!」と喚き散らし、いくら両親がなだめても手に負えなかったとか。

今日も「これから行って話をしてくる」と言っていますが...。

「そうなるのが予想できたから秘密にしてたんでしょ! 言っちゃダメでしょ!」

と心の中で叫んでみても、あとの祭りです。

義両親たちが妻と話をしに行っている間、私は雨の降る街中をぶらぶらしながら、これからどうすればいいのかと頭を抱えたのでした。

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