<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2018年、私は内科のクリニックを受診しました。
そのクリニックは以前にも風邪の初期症状で受診したことがありました。
私は風邪になると長引く傾向があり、そのクリニックの医師に「風邪が長引きやすい」と話すと、喘息用の強い薬を処方された経験があります。
当初は強い薬を服用することに躊躇しましたが、実際に服用してみると短期間で治ったのです。
そのため、同様の症状があったこの日、そのクリニックを受診することにしたのです。
そのクリニックは医師は1人だけで、前回と同じ50代後半の男性医師でした。
「以前こちらを受診したときと同じで、風邪をひいて気管支が痛痒い感じがします。同じような薬をいただけますか?」
カルテを見れば分かると思い、そう伝えたのですが、男性医師は前回の記録を見ようともしません。
「気管支の違和感だと思っても食道に異常があることもあるんですよ」
そう言って、パソコンから何やらファイルを探しはじめ、他の患者さんの内視鏡検査の画像を私に見せながら話し始めました。
「ほら、ここが荒れているでしょ。胃酸が逆流するとこんなふうになってしまうんですよ。もっと奥に進んで見てみると...」
その説明が長いこと長いこと...。
私はこういった画像を心の準備もなく見るのが苦手です。
しかも、自分や自分の家族の画像ではないので、勝手に見てしまっていいものなのかな、とも思いました。
「ちょっと、気分が悪くなってしまいました」
そう伝えて画像の紹介は中断してもらいましたが、不快な時間でした。
「食道があのようになっていると思うので、逆流性食道炎の薬を出しますね」
私が言ったことを聞く気はないの? 男性医師にそう言われ、驚いてしまいました。
私が男性医師に対して「前回の記録を見ていただきたい」ことや「風邪の症状がある」ことを改めて伝えても、喘息の薬どころか風邪の症状を抑える薬さえ処方されませんでした。
この診察に疑問を持った私は、受付の女性に「風邪で来たのに胃薬だけが処方された」ことを相談しました。
受付の女性も過去の記録を見て「以前に風邪でいらしたときは強めのステロイドが出ていたんですね。今回は強めの胃薬...」と首をひねっていました。
受付の女性に「他のクリニックで診てもらおうと思うので、処方箋はいらないです」と伝えると「分かりました」とのことで、診察料だけ払って帰りました。
調子が悪い中、「何をしに行ったのか?」と、残念な気持ちになりました。
その後、他の内科を受診して咳止めや痰切り、気管支拡張剤などを処方してもらい、私の症状は落ち着きました。
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