<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2001年、私が20代の頃の話です。
当時、私はマンションで1人暮らしをしていました。
私の住む部屋の2軒お隣にバイオリン教室があったのです。
本来、居住用の物件なので、多くの人が出入りするような仕事に使うのはNGなのですが、ここのバイオリン教室はなぜかお咎めもなく運営を続けていました。
そして、私の仕事が休みの日に限って、バイオリンの音がキーキーと聞こえてくるのが少し耳障りではありました。
私はこの頃、仕事の傍ら資格の勉強もしていました。
そして、翌日に大事な試験を控えたある日、私は追い込みの勉強をしようと気合いを入れていました。
すると、タイミングの悪いことに、いつもよりも大きな騒音に悩まされることになってしまったのです。
一過性のものかなと思っていましたが、どんどん騒がしくなっていきます。
どうやら、3歳くらいの子どもが「バイオリン教室から帰りたくない」とぐずったのが発端のようでした。
そして、あろうことかその父親が我が家のドアの前で子どもを叱りつけているのです。
子どもはさらに泣きわめき、40歳代ぐらいの父親もさらにヒートアップ。
例のバイオリン教室はその状態を放置しています。
すっかり勉強の邪魔をされてしまった私は、自宅の玄関ドアを開けて、そのお父さんに「ここで大きな声を出さないでください」と伝えました。
すると「うちの教育方針に口を出すな!!」と怒鳴られてしまいました。
「でも、ここは住人の共用廊下なんですよ、それに私は明日に備えて試験勉強が...」
そう言おうとする私の言葉を遮り、そのお父さんは「警察でも何でも呼べば?」と開き直ってしまいました。
結局、子どものほうがこのままではいけないと察知したようで、徐々に騒ぎは収まって帰って行きましたが、小さい子なら抱えて行ってマンションの外で叱ってほしかったです。
この件はマンションの管理会社には報告をしました。
どのような対応があったのかは分かりませんが、以後はこのような大騒ぎはありませんでした。
人気記事:「出産直後やからって、ただ寝とく気か?」おせち料理の品数まで姑が指図する悲惨な正月《かづ》
人気記事:《漫画》土産に高級ステーキ肉を持ち帰った私。受け取った義母の反応が...なんか変?<前編>
人気記事:《漫画》女性を見下す80歳の義父。町内会の集まりで私の切迫早産を笑い話にした結果<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。