<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2013年、私は第2子出産のため、産婦人科病院に入院しました。
無事に出産を終えた翌日、夫は第1子を連れて面会に来てくれました。
第1子は当時2歳。
私の妊婦生活もあってトイレトレーニングはまだ開始できておらず、面会に来たタイミングで第1子がオムツにうんちをしてしまったのです。
こういう場合、家にいるときならシャワーを浴びさせることが多いです。
しかし、外出先ではおしり拭きで対応していたので、この日もそうしようと思っていました。
すると夫は、私に「着替えとオムツある?」と聞いて来たのです。
自宅から産婦人科病院まで車で片道1時間ほどあるにも関わらず、着替えやオムツを持たずに来てしまった夫。
私のバッグには、いつも持ち歩いている第1子のための着替えなどが入っていました。
「あるけど...」と答えた次の瞬間、夫は「行くぞ!」と言って、第1子とともに病室のシャワーに入ってしまいました。
この病院は全ての部屋が個室です。
ですので、他の妊産婦さんに迷惑がかかるわけではありません。
ただ、シャワーを浴びたのは...第1子だけではなかったのです。
「ついでだから」と、便乗して夫も病室のシャワーを浴びているではありませんか。
どういう神経をしているのかと呆れました。
病室のシャワーは、さすがに「子の父」が使用することは想定されていないはず。
ちなみに、私は出産の翌日だったこともあり、そのシャワーをまだ使用していません。
第1子だけならまだしも、夫に私の産院での一番シャワーに入るというささやかな楽しみを奪われたのは、あまりに残念な出来事でした。
そして夫のシャワー中、もし看護師さんや助産師さんが部屋に入ってきたら...と考えると、気が気ではありませんでした。
ご機嫌でシャワーから出てきた夫は「もう帰らなきゃ!」と言って、第1子を連れてバタバタと帰っていきました。
病室に残されたものは...びしょびしょになった床と、床に転がっている第1子の使用済みの服、バスタオル、オムツ。
そのバスタオルは私のために病院が用意してくれたものなのに...。
後から入る私はそれを使うしかありません。
「せめて片付けをしてから帰ってくれー!」と心の中で叫びながら、産後の体で床を拭いたり、洗濯したりする羽目に...。
夫の所業はとんだ大迷惑でした。
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