ニュースに怯える夫。この奇妙な言動、大丈夫でしょうか...？

最近になって、夫（51歳）がSNSやニュースの影響を受けるようになりました。

「これから絶対に食べ物の値段が上がるよ！」

「もっと食べ物を買って備蓄しておかないと！」などと騒ぎ出すようになったのです。

その結果、狭い我が家の一部屋（3畳）が食べ物や飲み物で埋め尽くされて、物置のような状況になってしまいました。

もともとこの部屋は私の趣味兼家事の部屋だったのですが、いまや夫が買ってきた物で足の踏み場もない状態です。

「防災備蓄がもっともっと必要だ！」

「これじゃまだまだ足りないぞ！」

「いつ天災が来るか分からないからな！」

そんな独り言を言いながら、スパゲッティが安いとなれば10個も15個もいっぺんにまとめ買いしてくる夫。

ある日は「わざわざ遠くのスーパーまで行って安いのを買ってきてやったぞ」と、どや顔をすることもありました。

夫はとても心配性なところがあり、不安に駆られると買い物をする傾向があるようです。

近頃は不安を煽るニュースが多いせいか、夫の行動がひどくなっていてとても迷惑です。

部屋が物であふれて困るので、夫に断りなくスパゲッティを毎日私のお昼ご飯にして消費していたのですが、すぐにバレてしまいました。

「スパゲッティがなくなっている！」

「断りなく食べるな！」

そう騒ぐ夫に「在庫チェックしているのか」と引き気味の私。

気づくと夫はまたお店に行っていて、補充で10個も買ってきていました。

これはさすがに止めないとまずいと思い「物がありすぎて困るからいい加減にして」と言ったのですが...。

「いつインフレが来るか分からないじゃないか！」

「大地震が来たらどうするんだ！」

「食べ物も飲み物もあって困るものじゃなだろう！」

怒りながら反撃してきたので「でも歩く場所もないのよ？」と言ったのですが、夫はまだまだ続けます。

「だからなんだ！　こんな小さい部屋、歩かなくてもいいじゃないか！　詰め込むだけ詰め込んだっていいじゃないか！」

最近では、スパゲッティのほかに、腐らないからとティッシュやトイレットペーパー、洗剤やせっけんもまとめ買いするようになりました。

理由を聞くと「オイルショックがまたくるかもしれない」と言っていました。

あれもこれもと買う姿に呆れて、開いた口が塞がりません。

夫はそれからも毎日が不安なようで、行動が異常です。

部屋に物がいっぱいだと落ち着くのかと思ったら「まだ足りないかも...」と言って、さらに買い足そうとしています。

子どもたちはこの部屋を見て「倉庫だね。お店みたい」と笑いますが、私にとっては笑い事ではありません。