こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】認知症で「歯磨き」が分からなくなった義母。歯医者さん通いも一苦労で...
認知症の義母の歯の治療となると、小さい子どもの治療並みに大変です。
それでも手慣れた歯科医師さん。
補助具を使ってスムーズに診察を進めていきます。
途中で糖尿病の程度や、他にどんな薬を飲んでいるか聞かれたので、持参した義母の『おくすり手帳』や『糖尿病連携手帳』が役に立ちました。
一とおりの診察の結果
欠けただけでなく、義母の歯の状態は大分悪くなっていることが判明。
最近の義母の様子を見ていると食欲旺盛なのは良いのですが
これも認知症の影響でしょうか。
『食べる』という一連の動作が上手く連携出来なくなっているように感じます。
飲み込むまでに時間がかかり、どうしても食べたものが口中に残りがち。
その上、歯磨きがしにくくなってきたのですから虫歯になるのも無理はありません。
やはり、定期的なメンテナンスを怠ってはいけないってことですね。
これからしばらく治療期間が長くなりそうだなぁと思いつつ担当の先生から今後の治療について説明を聞いていると...
だって長年お世話になったかかりつけ歯科医院からこの歯医者さんに鞍替えする一番の理由は『訪問歯科』の希望ですもの。
しかし...
他の医療機関へ通院できていると訪問歯科が出来ないってこと!?
内科や整形外科に通院といっても義母一人で通院出来るわけではないのです。
その上車いすの義母を車に乗せ、お医者に連れて行く介助者の私は毎回四苦八苦。(我が家の車は車いすごと乗せられる福祉車両仕様ではありません)
それぞれ月1回程度の通院ということで今のところ何とか通院出来ていますが、頻繁に通うことの多い歯科治療にその度、私一人で連れて行くのは困難の極み。
今回はとしお氏にも同行してもらいましたが、毎回仕事を抜けてもらう訳にもいきません。
それらの事情を話し、お願いしたところ再度スタッフ間で検討を重ねてくれました。
結果、『90歳、要介護3』が『訪問歯科』実施の条件に当てはまることが判明。
介護度ってこんなところにも関係してくるんですね。
これからスケジュール調整が必要ですが『訪問歯科』無事スタート出来そうでやれやれです。
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