<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2015年冬、私はウイルス性の胃腸炎にかかりました。
最初は内科で診察してもらったものの、症状は悪化する一方で、食事や水分が摂れなくなりました。
このままでは体が持たないのでは...と思った私は、改めて内科を受診しようとしました。
しかし、その日は内科がとても混んでいて、順番が来るまで何時間も待ちそうでした。
内科の受付の人から、すぐ近くに産婦人科があり、そこでも内科の治療ができると情報をいただきました。
そうして近くの産婦人科を訪れてみることに。
確かに「風邪など内科や小児科の治療も行なっています。ご相談ください」と貼り紙がされていました。
古びた雰囲気の小さな受付を覗くと、70代くらいの女性がいました。
その方に「内科が混んでいてこちらに来たのですが、診察してもらえますか?」と尋ねてみました。
すると「大丈夫ですよ、保険証を出してください」と言います。
患者は私のみだったので、すぐに診察室へ。
診察室には、70代後半と思われる男性医師が待機していました。
症状を聞かれたので「内科を受診し、ウイルス性胃腸炎と診断されたが、食事や水分が摂れなくなり困っている」と伝えました。
すると、医師は「それならば点滴をしましょう」と、すぐに準備をしてくれました。
点滴は透明だったので、水分や電解質を補給するようなものだろうと思っていました。
点滴が8割ほど体内に入ったあたりで、医師から「どう? 元気出てきた?」と聞かれました。
点滴でそんなに劇的に元気が出るものなの?
不思議に思いつつ、私は「いくらかはましになった気がします」と答えました。
点滴が終わり、受付に行くと、思っていたより高いお金を請求されました。
しかも、飲み薬が処方されなかったので「あの...飲み薬をいただきたいのですが」と受付の女性に伝えました。
女性は診察室に行き、医師に確認をしています。
しばらしくて戻ってくると「薬は出せない」と言います。
理由は「保険外診療をした日には、飲み薬を出せないと医師が言っている」というものでした。
私は保険外診療を希望していなかったので、寝耳に水です。
「なぜ保険外なのですか?」
「元気が出るよう、点滴に保険外の成分を入れたので」
患者に確認もせずに⁉ どのような成分なのかは教えてもらえず、気味が悪く感じました。
とにかく、薬を処方してもらわないと困るので、保険外の点滴だとは知らなかった旨を伝え、再度薬の処方をお願いしたのですが...。
「医師が保険外と保険内の請求を同じ日にしてはいけないと言っているので、必要なら明日来てください」と冷たく言われてしまいました。
仕方がなく帰りましたが、どうも納得できません。
説明もなしに勝手に処置するなんて...。
その後、その婦人科には行っていません。
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