認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。

ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。

【前回】在宅介護家族の「リフォーム事情」。家が完成するまでの「ショートステイ」はどうする?

介護が必要な高齢者に通院はつきもの。

義父母の通院にはかれこれ10年近く付き合ってきた私ですが

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 1.jpg

共に歩行が覚束なくなってきてからはなかなか大変です。

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 2.jpg

そんなある朝のこと。

洗面所で義母の歯磨き介助をしていたとしお氏が急に大声を上げました。

急いで駆けつけると

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 3.jpg

と、言うではありませんか。

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 4.jpg

最近一段と認知症が進んだ義母は『歯を磨く』ことが理解出来なくなり、歯ブラシを口に入れると反射的に噛むようになってしまったのです。

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 5.jpg

歯質が悪くなっているところへ固い歯ブラシを噛んでしまえば、欠けるのも無理はありません。

少し前までかかりつけのアベ先生に歯科往診してもらっていたのですが、アベ歯科医院は我が家からやや遠い上、先生1人で切り盛りしています。

忙しい先生に渋滞する道をたびたび駆けつけてもらうのも心苦しく、このところ義母の治療が滞っていたのです。

元はと言えば義父のこだわりで長年通院していたアベ歯科医院。

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 6.jpg

これまで義父母の歯が何とか保たれていたのはアベ先生のお陰とも言えますが、通うのに時間のかかる歯医者さんはいかにも不都合です。

自分たちだけで通えていた時ならいざ知らず歯医者さんは近場にいくらでもあるのだから、そろそろ義母だけでもかかりつけを変えちゃっても良いんじゃないかしら?

と、いうことで家から近く規模も大きいS歯科医院に目星をつけて早速、問い合わせたのでありました。

認知症義母の「歯磨き」は毎回バトル! 今回は歯ブラシを噛んで...歯が欠けた!?/山田あしゅら 7.jpg

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

山田あしゅら

60代主婦。3人の息子は巣立ち、孫が2人いるおばあちゃん。 義父・太郎を平成31年4月(享年90歳)、義母・はな子を令和2年11(享年95歳)をそれぞれ見送り、現在は夫と二人暮らしをしている。 13年間にわたり義父母の介護の奮闘を綴ったAmebaブログ 「13番さんのあなー介護家庭の日常(現・13番さんのつぼ)」をもとに 平成29年7月『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を出版。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:13番さんのつぼ

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP