は? 「離婚後も家の仕事を手伝ってくれ」と浮気夫。家族を裏切っておいての「言い分」

さまざまな理由があって離婚を選択すると思うのですが、生活の環境はガラリと変わりますし、第二の人生のスタートと前向きにとらえることもできます。でも、離婚した事実を隠すために、無理なお願いをされたとしたら...。今回は離婚を決めた妻が夫に言われた言葉は...という実体験エピソードを紹介します。

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:45
プロフィール:元夫(48歳)の浮気が原因で離婚。現在は19歳の娘と14歳の息子と実母と暮らしているシングルマザー。

は? 「離婚後も家の仕事を手伝ってくれ」と浮気夫。家族を裏切っておいての「言い分」 15.jpg

20年前に元夫(48歳)と結婚して娘(19歳)と息子(14歳)を授かり、元夫の実家で義父(73歳)と義母(70歳)と半同居生活をしていました。

2021年12月に元夫の浮気が発覚して、何度も2人で話し合いましたが、「離婚はしたくないが浮気相手とも別れたくない」という身勝手さを許すことができず、私たちは離婚をすることにしたのです。

離婚を決めたときは、幼い頃から義父や義母に欲しい物は何でも買ってもらい、金銭的に何不自由なく育った子どもたちのことが心配でした。

私との生活では、さまざまな我慢を強いることになります。

それに耐えられないだろうと思い、元夫が引き取る方向で話を進めていましたが、子どもたちの訴えで事情が変わりました。

「お小遣いなんていらないし、節約だってする。ママの手伝いもするから、ママと一緒に暮らしたい」

私も本心は子どもたちと一緒に暮らしたかったので、元夫と相談して、現在中学生の息子が大学を卒業するまで養育費を払ってもらい、私が引き取ることにしたのです。

離婚に関係したさまざまな手続きと準備を終え、私と子どもたちとペットの犬が家を出て行く数日前、突然元夫が声をかけてきました。

「おまえたちがいなくなると、店の常連さんたちから親父やお袋、兄貴(48歳)がいろいろと聞かれて、近所でも噂の的になると思うんだ」

元夫の実家は3階建てで、1階で義父と義兄が飲食店を営んでいて、私も家事と子育ての傍ら、店を手伝っていました。

「いまでもおまえが店に出ていないと常連さんたちがいろいろ聞いてくるらしいし...毎日じゃなくてもいいから店の手伝いに来てもらえないかな」

この人は何を言っているの? 素直にそう思いました。

離婚した後はお店を手伝う義理はないですし、今後の生活のために会社勤めをすることになっていたので、元夫の言葉に唖然としました。

「よく、そんなこと言ってくるよね...。私はこれから一家の大黒柱として働かなくてはいけないのよ。学費はあなたから支払われるとしても、生活費とかいろいろ大変なんです」

一呼吸おいてさらに私は元夫に伝えます。

「もう働く会社も決まっているし、店の手伝いで貰うお給料では親子3人で生活なんかしていけるわけないじゃない! 多額の給料を貰ったとしても別れた夫の実家で働くなんて無理だしありえない!」

すると、元夫は逆ギレしてきました。

「おまえって冷たい女だよな。確かに別れたら他人かもしれないけれど、20年間も一緒に生活してきたんだよ。家族としての情ってないの? 20年間家族だった人たちを紙切れ1枚で、よくバッサリと切り捨てられるよな」

家族を裏切った人にこのようなことを言われても、まったく心に響きませんでした。

さらなる呆れと怒りが込み上げ、もっと早く他人になれば良かったと思ったのでした。

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