「男なんて浮気の1回や2回ぐらい...」夫の不倫で離婚。家を出る妻に義母がかけた「酷い捨て台詞」

2021年12月に元夫（48歳）の浮気が発覚し、何度か夫婦間で修復に向けての話し合いをしてきました。

しかし、元夫のこんな言葉が迷う私の背中を押しました。

「離婚はしたくないが、浮気相手の女性とも別れたくない。だからこのままでいたい」

この身勝手な言い分を許すことができず、私たち夫婦は離婚をすることになりました。

「貴方には本当に申し訳なくって...。私からもきつく言っておくから、どうか許してあげてちょうだい。私は何があっても貴方の味方だから力になるよ。何でも言ってね」

元夫と私の間で離婚話が出ていることを知った義母（70歳）は、最初の頃は私に平謝りで、こんな優しい言葉をかけてくれていました。

しかし、私が元夫を許すことができず、離婚の方向に気持ちが固まっていると分かると、態度は急変。

子どもたちの養育費にお金がかかると言い出したり、シングルマザーがどれだけ大変かを遠回しに私に言ったりして、離婚を諦めさせようとするようになりました。

要は、私が元夫の不倫を許して元の鞘に収まったほうが良いと言いたかったのでしょう。

そんなことで私の意思は揺らがなかったのですが...。

「家は商売をやっているから、子どもたちを連れて出て行かれては困る！　出て行くなら1人で出て行ってね」

正式に離婚が決まるとこんなことを言い出したのです。

元夫の実家は調理師の義父（73歳）が45年前に独立して、実家の1階で飲食店を開業し、現在は元夫の双子の兄である義兄（48歳）が跡を継いでいます。

しかし、義兄は独身で子どもがいないため、義父と義母は私の息子（14歳）を跡継ぎにしたいと思っていたようです。

私も最初は子どもたちの将来を考え、私と暮らすと金銭面でいろいろと我慢をさせてしまうため、1人で家を出て行くつもりでした。

しかし、子どもたちがどうしても私と一緒に暮らしたいと言ってくれたので、娘（19歳）と息子と一緒に自分の実家で母（71歳）と同居をすることを決めたのです。

職を探し、離婚の手続きも終えて、いよいよ引っ越しの準備をしていたとき、義母が来てこう言いました。

「男なんて浮気の1回や2回ぐらいするもんだよ。過剰反応し過ぎなんじゃないの？　若い新婚夫婦じゃあるまいし...」

「あんたは母親なんだから、子どもたちのために我慢するのが普通でしょ。本当にあんたは心が狭くて自分のことしか考えない身勝手な女だよね」

なぜ、不倫された私がこんなことを言われなければいけないのか...我慢できずに「離婚の原因を作ったのは貴方の息子で、その息子の家族への愛情の薄さと身勝手さが離婚の決定打です」と反論しました。

しかし、「あら、身勝手同士だから上手くいかなかったんだね」と答える義母。

私の反論にも動じず、そう言い残して、立ち去っていきました。

言いたいことは山ほどありましたが、私はぐっと我慢しました。