付き合いのあるママ友が何でも欲しがる「クレクレママ」だったら、家に招くのも躊躇してしまいますよね。今回はPTAをきっかけに親しくなったママ共がクレクレで、付き合いに困っていて...という実体験エピソードを紹介します。
<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女性
年齢:49
プロフィール:夫も子どもたちも寝た後、シーンと静まり返った部屋でこっそり高級チョコレートを食べる時間が癒しです。
最近、甘えた態度で調子に乗るママ友Tさん(45歳)にうっとうしさを感じています。
Tさんは私の娘(16歳)が小学3年生の頃から顔見知りで、一緒にPTA役員をしたことがきっかけで仲良くなりました。
当時はよくPTAの集まりの後に、ファミリーレストランに寄ってTさんと2人でおしゃべりをしていました。
娘が5年生になったタイミングで違うクラスになって疎遠になりましたが、高校で再び同じクラスになったのをきっかけに連絡が来るようになりました。
Tさんは「うちは一人っ子だからいろいろ不安でぇ。先輩ママ、いろいろ教えてくださぁい」と、甘えた感じで私を頼ってきました。
最初は塾や部活、受験の話など相談に乗るだけでしたが、いま思えばこのとき距離感を間違えたのがいけなかった...。
うちに来たとき、娘のために買った新品の参考書を指さして「これ、できたら貸してほしいのぉ! お願い!」と言われ、一度貸したら何度も頼んでくるようになりました。
先日、娘に「ママ! 今度の土曜、私の部屋でYちゃん(Tさんの娘さん)と一緒に勉強したいんだけど、いい?」と言われてOKと返事をしました。
てっきりYちゃんだけが訪問してくると思ったのですが、なぜかTさんまでついて来たのです。
私とおしゃべりしたいから来たというので、気持ちを抑えてお茶とお菓子を出しました。
「このお茶もお菓子もすっごーくおいしい! どこの? どこで買ったのぉ?」
そう騒ぎ出し、しつこいので、しぶしぶパッケージを見せました。
Tさんは少し遠慮した素振りを見せながら(遠慮しているフリは毎回です)、堂々と「少しだけでいいからぁー、おすそ分け欲しいなぁ」と、いつもの調子で言いました。
夕方に夫が帰宅してきた際には、夫が手に持っていた単行本を指さして「その本、何ですかぁ?」と聞くのです。
Tさんは外見が若々しく、おしゃれにも気を使っていて小綺麗にしています。
そんな女性に猫なで声で甘えられたのが嬉しかったのか、夫は「これ面白いんですよ。あ、よかったら読みます?」と自分から本を手渡しました。
その後も甘えた態度は続きました。
夫が買い物袋からビールを出した瞬間「このビール新発売ですよねぇ? 飲んでみたかったんですぅ」と言い出すTさん。
夫もデレデレで「よかったら持って行ってくださいよ。お土産に、ね?」と言い出す始末。
Tさんが帰宅するまでの間、ずっとこんな感じでモヤモヤが止まりませんでした。
いつもブランド品で着飾っているTさん。
決して貧しいわけではないと思うのですが、「これもあれも欲しい!」のオーラがすごすぎて、付き合うのが本当に嫌になります。
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