<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ルーナ
性別:女性
年齢:52
プロフィール:感謝と思いやりを忘れずに、毎日笑顔で過ごしたいと思っています。
夫(51歳)は結婚して以来、記念日には必ずプレゼントを買ってきてくれます。
記念日とは、結婚記念日、誕生日に加えてクリスマスも。
ほとんど恒例行事になっていて、夫は毎月の小遣いを少しずつ貯めて買ってくれているので、高価なものではありませんが、気持ちは嬉しく思っています。
ただ、もらった後が死ぬほど面倒くさいのです。
夫はプレゼントを渡すと同時に「どう? 気に入った?」と聞いてきます。
そこまではいいのですが、私が「ありがとう、すごく気に入ったよ」と言っても、「ホント? 本当に気に入った?」などと連発しながら、しつこく聞いてくるのです。
それだけでも面倒ですしウンザリしているのに、プレゼントが身に着ける物や洋服だったりすると「いま、着てみて」と要求してきます。
「後でね」とうっかり言ってしまった日には、輪をかけて超ド級のウザさになります。
私が身に着けるまで横でずっと「早く着てみてよ」と言ってくるのです。
私のためとかではなく、「俺はこんないいことをした」と、自己満足の世界に思えてしまいます。
うるさいので、仕方がなく身に着けるのですが、またそこから「どう? いいよね、似合うね」と、人の気持ちも知らず、本人だけがはしゃいでいます。
記念日が平日ならば、帰宅してプレゼントを渡すと、それから就寝する直前まで「どう? いいよね」と言っています。
もう「いいって言ってるでしょ!」と怒鳴りちらしたくなります。
嬉しい気持ちもそのしつこさで半減し、時間がたつと怒りに変わっていきます。
もっと大変なのは、記念日が休みの日。
もう地獄です。
例のセリフがずっと続くのです...もう迷惑でしかありません。
先日、たまたま私の誕生日、仕事が休みだったのですが、朝からいつもの流れで、クタクタになってしまいました。
外出したのですが、目的地に向かう途中、違う話をしているにも関わらず突然「でも、あれよかったよね」とぶり返してくるんです。
もう、うんざりします。
何度か「別に何も要らないから、自分に何か買って」と言ったことはあります。
ですが、自己満足したいんでしょうね。
「俺はいーの」と、夫は言い続けて今に至ります。
私はよくないんだよ! という心の声は届きません。
ケーキやデザートを買ってきても同じです。
「美味しい?」「これ美味いね」と繰り返します。
美味しい物もゆっくり味わえず「もう分かったよ!」と強く言いますが、直りません。
こういうときだけ、夫は「承認欲求モンスター」になるのです。
そして、本当に困るのはセンスです。
面倒くさい上に、センスが私とはまったく合わないので、心から気に入ったものは実はありません。
本人に悪気はないのでしょうが、どうしたら波風たてずにこの悪夢から抜け出せるのか...。
並んでいるプレゼントを見るたびに困り果てています。
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