「借金で弁護士に呼ばれて...」と突然の夫から相談。真相を知ってちらつく「離婚」の文字

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:グリーン
性別:女性
年齢:44
プロフィール:アラフォー。主婦の傍ら、在宅ワークをして家計を助けています。

「借金で弁護士に呼ばれて...」と突然の夫から相談。真相を知ってちらつく「離婚」の文字 34.jpg

私は、日頃からクレジットカードを使って買い物をしています。

支払い時の現金の受け渡しや小銭が財布にたまるのが面倒なのと、クレジットカードを使うと貯まるポイントが目的です。

使った分のレシートはきちんと封筒に入れて、後からその分を引き落とし口座に入れるやり方なので、管理はしっかりとできています。

現金払い派だった夫(45歳)も、2020年頃からクレジットカードを使うようになりました。

「同じポイント目的だから」と言っていたので、きちんと管理できるか不安でしたが、大人だし大丈夫だろうと思っていました。

これが間違いでした。

毎日のように通販サイトから荷物が届いたり、突然高そうなゲーム機を子どもに買ってきたり、よく見るカード債務者のような使い方です...。

何度も問いただしても「フリマで売るものがあるから大丈夫」と言われ、私も黙認していたのも悪かったです。

1年ほどはきちんと支払いをしていたようですが、だんだん借金が膨れ上がってしまい、もう小遣いだけでは払えない額までいったのでしょう。

「弁護士に相談して、毎月決まった額を払うようになった」

突然夫に言われて唖然としました。

どうやら、利息なしで200万円近くも借金があることを知りました。

離婚も考えましたが、「借金は自分で払う」と言って、2022年には副業を始めて返済を始めています。

一件落着と思われそうですが、私はいまだ夫に不満を持っています。

夫のクレジットカードはもちろんブラックリスト入り。

すでに使えなくなっていますが、スマホ会社の決済は使えるようで、毎月けっこうな額の請求が来ます。

一緒に寄るコンビニでも現金は使わないので、大丈夫なのかと聞くと「副業しているから大丈夫」とか適当な返事で濁されます。

その副業も働く時間が増えただけで、実は辛そうです。

副業が辞められるよう早く返済してほしいのに、子どもに「ドーナツが食べたい」と言われるとすぐ買ってあげたり、ゲーム機の高いコントローラーが届いたりと、まだまだ買い物は続いています。

子どもに与えすぎは教育にも悪いですし、「その無駄遣いどうにかならない?」と不満がたまっていくばかりです。

2023年になり、夫に「弁護士に呼ばれたから行くね」と言われました。

帰ってきた夫にどうだったか聞くと「実は副業してから1年で10万円くらいしか返済してなかったから呼ばれた」と言われました。

本当なら1年もあれば60万円以上は払っているはずです。

私は唖然とした反面、だから無駄遣いができていたのだなと納得しました。

弁護士には「個人再生手続き」のほうが楽だと言われたそうです。

「個人再生手続き」について調べてみると、確かに借金は減るけど、家計簿をきちんと記録して裁判所に提出しなければならないなど、我が家にはデメリットだらけでした。

これが家族のために作った借金なら話は別ですが、ほとんどが夫の娯楽費です。

「個人再生手続きをするくらいなら離婚を考える」とだけ夫に言いました。

夫は「頑張って早く返済できるようにするね」と私に口約束してきましたが、無駄に前向きな夫に呆れています。

それに、夫がブラックリスト入りしているので私のクレジットカードもいつまで使えるか、とても不安です。

私はきちんと払っているのに、とても怖いのです。

弁護士に「奥さんは奥さんで、別なので大丈夫です」と言われたそうですが、それでも肩身が狭いです。

「頑張るね」と言った夫に、私は「応援するね」とだけ言いましたが、内心は離婚を考え中です。

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