「義母専用トイレ」の異臭がだんだんとひどくなり...夜、意を決して開けてみると...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:春が待ち遠しいです!

「義母専用トイレ」の異臭がだんだんとひどくなり...夜、意を決して開けてみると... 28.jpg

2022年12月の年末のことです。

朝食が終わる時間になっても、同居している義母(74歳)が起きてきません。

寒いからまだ寝ているのだろうと思っていたら、中学生の娘(14歳)が2階から降りてきて、「廊下に婆ちゃんが座っている」と教えてくれました。

転んだのだろうか...と思いながら廊下に行ってみました。

義母の座っていた場所は、廊下というよりトイレの前が正解でした。

「どうしたの?」と義母に聞いてみると「気持ちが悪い」との返事。

「お腹が張っているみたい」と言うので、便秘なのかなと思いました。

続けて「食欲がない」とも言います。

スポーツドリンクを何本か買ってきてあげようと思ったのですが、その日は病院に行く予約を入れていたので、買ってくるのが遅くなると伝えて家を出ました。

病院も混んでいたため、スポーツドリンクを買ってきたのは午後になってしまいました。

義母の部屋に入ると、寝ているようなのでそっと枕元に置きました。

次の日になると、義母はお腹がすっきりしたようです。

しかし、その頃からトイレが臭うような気がしてなりません。

1階のトイレはほぼ義母専用になっていて、私と娘は使いません。

夫(51歳)は1階のトイレを使いますが、義母の具合が悪くなってからは、もしもの感染を警戒して使うのを敬遠していました。

年末年始で病院も休みに入ってしまうので、念のために義母を病院に連れて行きました。

診察の結果は胃腸風邪でした。

義母は回復したのですが、そういえば、おなか痛いって言ってからトイレマットを洗って干している所をみないな...と気づいた私。

「トイレマット洗った? 汚れているんじゃない?」と義母に聞くと「あれは汚れていないよ」とのこと。

ですが、トイレ周辺の臭いはますます強烈になり、トイレが臭うのか、義母から臭ってくるのか、大晦日にはその異臭が2階まで広がってきました。

何かに気づいているのか、夫も娘も1階のトイレを開けようとしません。

仕方がないので、義母が寝た後の大晦日の夜、私は思い切ってトイレを開けました。

すると、トイレマットに粗相したものが放置してありました。

汚れた手で触ったのでしょう。

床も壁も悲惨な状態です。

まさか、大晦日の夜にトイレの大掃除をするハメになるとは...。

義母も辛かっただろうと思います。

体調が悪いと何もできませんよね。

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