<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学5年生息子の3人暮らし。共働き家庭で、時短料理にはまり中です。
私には、小学5年生の息子がいるのですが、息子の友人のBくんについて悩んでいます。
息子はキッズ携帯もスマホも持っていません。
一方、Bくんは自分専用のスマホを持っています。
息子もBくんも、外遊びが好きで仲が良く、サッカーなどで週末遊ぶことが多いです。
息子は朝から昼までBくんと一緒に遊んだあと、一度お昼ご飯を食べに帰ってきます。
そして、再び公園へ行き、日暮れまで遊んでいます。
私はそれに何も違和感はありませんでした。
しかし、先日朝から公園に行った息子がお昼ご飯のために帰宅した際、私に言ったのです。
「Bくんが家の人に『家には帰ってくるな』って言われたし、今日は財布も忘れたからって、お昼食べずに公園にいるの。僕がお昼食べ終わったらできるだけ早く公園に戻ってきてねって言ってた」
私は「どういうこと?」と事情が飲み込めませんでした。
そこで、息子に急いでお昼ご飯を食べさせ、一緒に公園に行くことにしました。
すると、公園のブランコにBくんがポツンといました。
よそ様のご家庭に首を突っ込むのも...とは思いましたが、私を見つけたBくんが近づいてきて、こう言いました。
「〇〇(息子)のお母さん? お腹がすいたから、お母さんにLINEしても未読、何度電話しても切られるの」
半泣きで言われた私は悩んだものの、苦肉の策としてBくんに言いました。
「いつも遊んでもらってるから〇〇(息子)のお母さんが電話で挨拶したいって、おうちの人にLINEしてくれる?」
BくんがLINEすると、電話が直ぐにかかってきました。
お母さんは、こちらが口を挟む間もないくらいペラペラ話しだします。
「私は仕事の資格試験が近いので、1人で集中したいんです。それに、Bの兄は受験生で兄の受験勉強の邪魔にならないように、Bには公園や外に行くように言ってます。お腹が空いたときのために財布も渡しています」
全く悪びれた様子もないので、私は絶句してしまいました。
事情があるとはいえ、Bくんが不憫でした。
そこでBくんのお母さんに、アレルギーの有無を聞き、コロナも気になるし「息子も一緒に食べたら喜ぶので」と許可を得て、コンビニでパンと飲み物を買ったところ、Bくんと息子は2人で仲良く食べていました。
でも、その日はお昼を食べられても、Bくんが「土日はたいていそうだよ。食べられないこともあるから」と平然と口にするのが可哀想でなりませんでした。
かといって、これ以上、首も突っ込めず悩んでいます。
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