「子どもは帯状疱疹になりません!」どこかおかしかった医師のその後...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。

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2020年春、当時小学校低学年の我が子の体調に異変が起きました。

体の片側が「痛い」と言った後、発疹が出始めたのです。

私は帯状疱疹を疑い、すぐにかかりつけの小児科へ。

かかりつけの小児科医は診察が丁寧で、とても信頼ができるベテラン女医(60代)さんです。

「帯状疱疹かも?」と私の意見はあえて伝えず、痛みが出た後に発疹が出始めたことなどを医師に伝えました。

医師は子どもの体をよく観察した後、いくつかの質問を私にしました。

そして「帯状疱疹で間違いないですね。子どもには珍しいけど...幼稚園の子で帯状疱疹にかかった子を診たことはあります」と話してくれました。

いくつか注意事項を聞いた後、飲み薬と塗り薬をもらって帰りました。

我が子は薬がとても苦手なのですが、このときは子ども自身も体の異変を感じていたことや、医師からの丁寧な説明のおかげで、指示された期間の薬を飲み切ることができました。

「薬を飲みきったら、今度は皮膚科に行って患部を確認してもらってください」

小児科医からそう指示されたため、今度は総合病院の皮膚科に行きました。

診察室に入ると、30代の男性医師が私に「なんで帯状疱疹と思ったの?」と聞きました。

私が「小児科で診断を受けたからです」と答えると、「どこの病院? 信頼できないね。子どもは帯状疱疹にはならないよ」と言います。

そして「服、全部脱がせて」と言いました。

説明を聞くために私が席に着こうとすると、男性医師から「近づかないで!」と怒られました。

ソーシャルディスタンスをきっちり守っているようで、子どもの体も2m離れたところから一瞬見たのみ。

そんな遠くからで分かるのかな? という私の心配をよそに、男性医師は話し始めました。

「これはひどい湿疹だね。強いステロイド出すので塗っておいて」

質問もろくにできず、子どもと一緒に診察室を出ることになりました。

どうも腑に落ちなかった私は、地域の保健師さんに相談をしました。

すると、保健師さんが「その薬は塗らず、最初の小児科に電話をして相談してみてください」とアドバイスをくれました。

最初の小児科医に電話で相談すると「大変だと思うんだけど、もう1件、皮膚科に行ってみてください」と指示がありました。

すぐさま、別の開業医の皮膚科クリニックへ。

30代後半の女性院長に、事のいきさつを説明すると、フェイスシールドをつけて至近距離で子どもの患部を確認。

「神経に沿って発疹が出ているので、帯状疱疹に間違いないです。薬は飲み終わっているとのことなので、塗り薬だけ出しておきますね」

そう説明を受けて、ようやく安心できました。

それからしばらくして聞いたのですが、総合病院にいたあの男性皮膚科医は、その1年後に退職したようです。

別件で総合病院を受診した際に、ナースステーションが盛り上がっているなぁと思ったら、その男性皮膚科医に対する愚痴でした。

私だけでなく、ナースの方々も思うところがあったのを知り、少しだけスッキリしました。

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