<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
私の夫は44歳、三人兄弟の次男です。
義実家では、義両親と長男夫婦が同居しています。
義両親は70代後半で、そのうちケアが必要になりそうです。
しかし、長男夫婦が同居しているので、介護についてはあまり心配していませんでした。
ただ、不安なことがひとつ...。
それは、義母は次男である私の夫を頼りにしていることです。
義母いわく、「長男はすぐに怒るから怖いけど、次男の夫は優しいからなんでも相談できる」とのこと。
私たちが結婚した当初から、義母から頻繁に電話がかかってきました。
内容は「旅行に行きたいけどどこに行ったらいいか」とか「家具を新調するけれど決められないから一緒に買い物に来て欲しい」といったもので、夫は愛想よく付き合っていました。
しかし、徐々に様子が変わってきています。
2022年の夏、義父が突然倒れました。
脳梗塞でしたが、すぐに病院に運ばれて治療を受けることができ、幸い大事に至らずにすみました。
それはとても喜ばしいことなのですが、そのときの義母の反応を振り返ると、もやもやと今後が心配になってきました。
今回は義父が倒れるという一大事。
まずは同居している長男に連絡するかと思いきや、義母は夫に電話をしてきたのです。
一人では何も決められない義母は、病院での対応など夫に電話で相談します。
結局、長男ではなく次男の夫が病院に付き添い、入院や退院の対応なども全て私たち夫婦がフォローすることに。
義母を送迎したり荷物を届けたりするため、私も毎日のように病院に通うことになりました。
ちなみに、同居している長男夫婦は何もしません。
夫は確かに優しい人ですが、それは気が弱いからに過ぎないのです。
同居している長男夫婦の手前、私たち夫婦に相談されるのも困ったなと感じているのですが、義母は全く気にせず私たちを頼ってきます。
挙げ句の果てに、入院中の義父の枕元で、もし義父が亡くなって自分が一人になったら「義実家を出て我が家に同居したい」と言い出しました。
夫が否定してくれると思いきや、夫はヘラヘラして適当に会話を合わせるだけで否定しません。
さすがにそれはない!と思い、部屋もないですし、狭いですから...とその場では私がやんわりお断りしましたが、押しの強い義母はきっとまた言い出すに決まっています。
帰宅して夫と2人のときに「絶対に同居はできないよ、きちんと断ってね」と言いました。
しかし夫は「どうせ言ってるだけだよ、そんなことにはならないよ」と逃げています。
今後を考えると不安でもやもやしてしまいます。
人気記事:歩けもしないのに退院!? 要介護になった母をこの先どうすれば...《あぽり》
人気記事:《漫画》に、睨んでる!? 小学校の学年委員で談笑中に妙な空気になり振り向くと...<前編>
人気記事:《漫画》「マスクちょうだい」と厚かましい友だちが毎日娘につきまとう! え、親も共犯!?<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。