<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みわちゃん
性別:女性
年齢:61
プロフィール:挨拶って大事じゃない? とそこは譲れない私です。
個別指導の学習塾で英数国社理の5教科を教えています。
うちの学習塾は学生講師が多くを占め、出入りも頻繁です。
また、新卒採用で入社した若い社員がすぐに塾長として配属されます。
素晴らしい若者ももちろんいるのですが、私から見て「残念だな」と感じる人たちが多いのが現状です。
一緒に働く同僚として、そして管理される側であるいち講師として、モヤモヤしてしまう気持ちを聞いてください。
まず、挨拶がまともにできない学生講師がほとんどなのです。
初対面で「〇〇です。よろしくお願いします」ぐらいは当たり前だと思っていましたが、今は違うようです。
自己紹介だけでなく、普段から挨拶すらありません。
お互いの紹介に始まり、打ち解けて、生徒の状況などを話し合える環境にすることが大切だと思うのですが...。
ぼーっとしている印象の方が多く、講師としてやりがいを感じているのか心配になります。
もうひとつ、これは塾の問題になります。
私たち講師は時給で働いています。
ただ、生徒からの指名があると、それ次第で給与も増えます。
講師は生徒が笑顔で通ってくれる、成績が上がる、生徒からの指名が入り給与が増えるなどやりがいを感じやすい仕事だと思うのです。
しかし、毎月の給与明細にどれくらいの指名があって、それがどれくらいのプラスになったのかという具体的な数字はありません。
毎月の給与が明細も分からないまま振り込まれるだけ。
「どれくらいの指名があったか、それがいくらくらいに反映されているのか」
そうしたフィードバックがあると学生講師のやる気も上がると思うのですが、それが一切ないのです。
その原因は、新卒の塾長にあります。
現在の塾長は、社会人経験がない状態でいきなり校舎のマネジメントをしなければなりません。
始めからすべてできるとは思いませんが、なかなか成長してくれないのも切なくなってしまいます。
「私たちがどれだけ働き、それが反映されているのか分かりません。ちゃんと教えてくれる形をつくれませんか?」
先ほどの「指名数の見える化」について、そうお願いしたことがありました。
その2日後、5カ月分の指名数をまとめて渡されました。
さっそく見てみると、その書類では指名された講師と、それ以外の講師との区別がありませんでした...。
そこで「この明細から指名されている講師はどう見るのですか?」と聞いたところ、無言。
無言って...。
まず、正しい書類か確認してから渡してほしかったですし、しかもその後、無言なのもいただけません。
そして一番切ないのが、その後に正しい資料が提出されないこと。
いつまで待ったらいいのか、つついてもいいのか思案しているところです。
塾長が学生講師のモチベーションを上げてくれる環境づくりをし、それによって私たちや学生講師のやる気が上がる! という形になればと願っているのですが、なかなかうまくいきません。
「今どきの若い子は...」と私も言われていた時期がありました。
自分が逆の立場になるなんて考えもしませんでしたが、どのように声をかけていけばいいのか、難しいですね。
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