<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:51歳パート主婦です。一年があっという間です。
2010年に義父(当時69歳)が亡くなり、12年がたった2022年9月下旬頃、お寺から郵便が届きました。
内容は「13回忌」の連絡でした。
私は、もう13回忌なので子どもと家族だけで、あとの親族は呼ばなくてもいいのではないか...とぼんやり考えていたのですが、妻の立場として黙っていました。
夫(51歳)も13回忌については特に何も言いませんでした。
一方、義母(74歳)は今回の法事をどうして良いのか分からず、困っている感じでした。
同居している息子(私の夫)にもどう相談しようとせず、日にちだけが過ぎていきました。
お寺から封筒が届いてから約1カ月半を過ぎた頃、あまり口を出しても...と思いましたが、考えを伝えておこうと決めました。
「13回忌なのだから、子どもと家族まででいいんじゃないの? 法事をやらない家もあるだろうし、お寺とお義姉さん(54歳)に電話してみたら?」
そう言ったのですが、義母は「お寺に電話ができない」と言います。
さらに自分の娘なのに、しかも携帯電話なので娘本人しか出ない可能性が高いのに「娘にも電話ができない」と言うのです。
なぜ? と呆れましたが、義母を待っていては日時が決まりません。
仕方がないので、私がお義姉さんに電話をかけて、お義姉さんが出たら義母に代わるつもりで電話をかけました。
お義姉さんに電話が繋がって「今、お義母さんに代わります」と伝え、義母に電話を渡しました。
すると、電話の向こうのお義姉さんに向かって、義母は「なんだっけ?」と言っているのです。
このままでは、本当に話がまとまらないと思った私は、義母から電話を返してもらい、申し訳ないけれど義姉と話を進めました。
年末までの日曜日でダメな日にちがあるか聞き、出席できる人数はこの日までに教えてほしいことを伝えました。
妻として、でしゃばり過ぎかもと少し気になりましたが、法事をやるのか、もうやる気がないのか、義母にははっきり決めてほしいです。
さらに「お寺にも電話ができない」と言うので、私からお寺に電話をしました。
連絡を入れるのが遅かったので、お寺のスケジュールもいっぱいになっていましたが、なんとか命日までに法事を入れることができました。
全て丸投げの義母...少しは自分で考えてください!
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