<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:51歳パート主婦です。一年があっという間です。
2022年10月下旬のことです。
姪(24歳)の結婚式に家族全員(私、夫51歳、娘14歳、義母74歳)で出席しました。
親族の結婚式に出席するのは大変喜ばしいことですが、出席する上で一番心配だったのは義母のことでした。
義母は足が悪く、トイレも近いのです。
長時間の外出に耐えられるか...とりあえず結婚式場に着いたら車椅子を借りられるよう事前に手配し、当日を迎えました。
義母は結婚式場に着くと同時に「トイレ」と言いました。
会場のスタッフさん(30歳くらい)が車椅子を持ってきてくれて、義姉(54歳)が「私が連れて行くよ」と言ってくれていたものの、当日は花嫁側の母親の立場なので、そうそう義母の介護には付き合えません。
義姉は「私の息子(22歳)がやってくれるよ」とも言っていたのですが、バリアフリーのトイレとはいえ、さすがに異性ではイヤだろうと思い、私が連れて行きました。
義母は歩けないわけではなく、歩くのが遅いだけなので、バリアフリーのトイレに連れて行けば自分で降りて用を足せます。
しかし、トイレに行く回数が多く、だいたい20分に1回ぐらいの頻度で訴えてきます。
チャペルでもトイレが気になったようで、途中に夫がトイレに連れていきました。
披露宴の最中も何回も「トイレ」「トイレ」と言われて、かなり参ってしまいました。
トイレが近いことは本人にとってつらいことだと思います。
ですが、義母は歩けないわけではないですし、手も丈夫なのに、自分で車椅子のタイヤを回そうともせず、まるで人形のように座っているだけ。
少しでもやろうとする姿勢があれば「手伝おう」という気持ちが湧いてくるのに、「やってくれて当たり前」の態度なのでこちらも疲れてしまいました。
結局、10数回目くらいのトイレに連れて行ったときに、私もイライラして怒ってしまいました。
義母は「そんなに怒ることないでしょ!」と逆切れ。
トイレに放置して私だけ戻って来ようかと思いましたが、そんなことができるわけありません。
少しでも自分でやろうとする素振りもみせない「やってくれて当たり前」な態度の義母が心底嫌になりました。
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