老人ホームの洗濯物事情。下着を洗われるのが恥ずかしい母がとった「謎行動」/ワフウフ

みなさんこんにちは!ワフウフです。

姉・なーにゃんとふたりでアルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護をしています。

【前回】老人ホーム内の友人関係。認知症の母は入居者にいじめられていない...?/ワフウフ

母の認知症が発覚してからしばらくは、父と自宅で暮らす母を通いで介護していましたが、 父・たんたんが認知症になった母のフォローを全くしてくれないどころか年金も独り占めして生活費を母に渡さず、挙げ句の果てには母の預金を取り上げようとまでするので、 母は父から逃げて2019年4月に介護付き有料老人ホームへ入居しました。

老人ホームに入ってから、母がひとりでは出来なくなっていたことが色々と分かったと以前に書きましたが、その中のひとつに「着替え」があります。

母は元々オシャレが大好きで山ほどの洋服を持っていましたが、認知症になってから同じ服ばかり着ていることが増えました。

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ただ、自宅暮らしで病院に週一度付き添っていただけの時は、その毎回着ている服を洗っているのか洗っていないのかまでは確認できずにいました。

母の居る老人ホームでは、着替えたものを洗濯ネットに入れて部屋に置いておけば週に2回回収して洗濯してくれることになっています。

しかし、毎日のように面会に行くたびに母の部屋の洗濯ネットを確認しても、汚れ物がほとんど入っていませんでした。

母に聞けばもちろん

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と答えます。

だけど、着替えたはずの下着が洗濯ネットに入っていないのです。

仕方がないのでその場で着替えるように言うと自尊心が傷つくのか、

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と、猛然と反発してなかなかその場では着替えてくれません。

母はお風呂には抵抗なく週に2回入っているようでしたが、入浴日にも洗濯物は出ていませんでした。

せっかく身体を綺麗に洗ったのにまた同じ下着を身につけてしまっているようでした。

また、恐らく下着...しかも尿もれ用のお股の部分が分厚いパンツを職員さんに洗ってもらうことに抵抗があったのか、あるいはお漏らしを隠したかったのか...、部屋の洗面台で自分でパンツを洗ってしまうことがよくありました。

しかし、洗剤も付けずに手洗いし、脱水もしていない分厚いパンツをは部屋のあちこちに引っ掛けるため、部屋にはいつも何枚もの生乾きの雑巾のような匂いを放つパンツが何枚も干されている状態でした。

母は

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と恥じらっていましたが、掃除や何やらで部屋には職員さんも出入りするのに、あちこちに生乾きのパンツが引っ掛けてある方がよほど恥ずかしいのでは?と、姉とワフウフはもやもやした気持ちになりました。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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