みなさんこんにちは!ワフウフです。
姉・なーにゃんとふたりでアルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護をしています。
経済的精神的なDVを繰り返し、認知症になった母の面倒は一切見ないうえに、母の預金を騙しとろうとする父・たんたんから逃げるために、2019年4月、母は介護付有料老人ホームに入りました。
【前回】認知症母の介護でもうクタクタ...それでも「母の記憶」に私たちは残っていなくて/ワフウフ
今回は老人ホーム内のお友達関係について書こうと思います。
母のいる有料老人ホームは介護付きとはいえ、数少ないのですがまるで介護の必要のない自立の方から要介護5の方まで、色々な状態の方がいらっしゃいます。
介護が必要な方でも、必要なのは身体的な介護だけで頭はしっかりした方もいらっしゃるので、母の入居当初は母が認知症であることを周りの入居者様に知られたらいじめられたりしないだろうかと心配しました。
実際、入居してすぐに、レクリエーションに誘われたのにそれを忘れて昼寝をしてしまった母が責められる場に遭遇したこともありましたので大変気を揉みました。
ですが、認知症の人は自分と同じ程度の認知症の相手を嗅ぎ分けるのか、自然と仲の良いお友達ができていきました。
ただ困るのが、何度お会いしても「初めて」として紹介されること。
沢山の方と何度も初めましてのご挨拶をしました。
そして、こんなこともありました。
母の部屋に見慣れない時計が置いてあったのでどうしたのか聞くと、
母のものではなかったため、老人ホームに申し出ると、「時計がなくなった」と言っている方がいることが分かりお返ししましたが、 双方の定かでない記憶をなんとか繋ぎ合わせると、どうやら
というやりとりがあり、母が時計を預かって部屋に持ち帰った挙句、忘れてしまったようでした。
仲が良いとはいえ、認知症同士なので物のやり取りには見守りが必要でした。
それでも母にはすぐに数人の仲良しができ、老人ホーム内での人間関係を上手く築いていけたので安心しました。
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