<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みかん
性別:女性
年齢:45
プロフィール:10歳と3歳の娘を持つ専業主婦です。
10年前の話です。
ゴールデンウィークに、夫(当時42歳)と子ども(当時0歳)と私(当時35歳)の3人で、車で遠距離にある義実家に3日間ほど帰省することになりました。
高速道路を走って義実家に向かう最中、突然、子どもが少し前に飲んだミルクを大量に吐いてしまいました。
普段から、たまにミルクを少しだけ吐くことはありましたが、大量に吐いたのはそのときが初めてです。
急いで最寄りのサービスエリアに駐車してしばらく様子を見ていましたが、その後もちょっと元気がない感じでした。
義実家までだいぶ距離もありますし、まだ0歳なのでとても心配です。
「子どもの体調が悪そうだから、今日は実家に行くのはやめて引き返そうよ」
そう言ったのですが、夫は妙なスイッチが入ってしまっていました。
「もう母親に実家に帰ると言っちゃってあるから絶対に帰る!」
そう言い張って聞かないのです...。
義実家には義母(当時68歳)が一人で住んでいて、私たちが遊びに来るものだと思っています。
突然行くのをやめるとなると、ものすごい文句を言われて面倒だからだと思います。
夫と私でしばらくの間「このまま実家に帰る」「引き返そう」で口論になりました。
その後、いったん高速道路を降りて、小児科で一度診察してもらうことにして、ゴールデンウィークでも診察をしている小児科をネットで探しました。
なんとか近場で小児科が見つかり、お医者さんに診察してもらったところ「特に熱もないし、病気ではなさそうだから様子見でいい」と言われました。
子どもは遠距離を車で移動することが初めてだったので、車に酔ってミルクを吐いてしまったのかもしれないとのこと。
病気ではないならいいか...と、適度にサービスエリアなどで休憩をとりながら、そのまま義実家まで行ったのですが...。
子どもの具合が悪くても義実家に向かおうとする夫に本当に腹が立ちました。
今思うと、子どもが生まれたばかりで、夫はまだ「父親」としての自覚があまりなかったのかもしれません。
また、夫は義母の言いなりになってしまうマザコンっぽいところもあり...。
義実家に着いたころには子どももだいぶ元気になっていたので、結果的には大丈夫でした。
でも、今も思い出すとモヤモヤする出来事です。
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