<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女性
年齢:46
プロフィール:同じ年の夫と私、子どもの3人で郊外の住宅街に住んでいる主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
同い年の夫は、物をひょいと置いて忘れてしまう困ったクセがあります。
子ども(現在11歳)が新生児だった頃のことです。
夫の実家に行くため、私はオムツや着替えを入れた大きなカバンと貴重品を入れたショルダーバッグを持って家を出ました。
夫が玄関で「車に乗ってて」と大きなカバンを受け取ってくれたので、私は子どもと先に車内へ。
チャイルドシートにまだ慣れていなくて手間取っている間に、夫は実家に持っていく手土産をトランクに入れていました。
ようやく準備が終わって出発。
夫の実家に着くと...なぜかカバンがないのです!
夜になって帰宅すると、駐車場に止めてある自転車の荷台にカバンが置いたままになっているではありませんか。
「あんなに大きなカバンを置き忘れるなんて」と驚いてしまいました。
子どもが2歳ぐらいのとき、貴重品が入ったショルダーバッグを置き忘れたこともあります。
家族で公園に行き、私と子どもの2人で車型の遊具に乗ることにしました。
すると、夫は得意げに言います。
「バッグの紐が絡んだら危ないよ。カバン、俺が持ってるから」
言葉に甘えてショルダーバッグを渡しました。
子どもは遊具が楽しくて興奮したのか、遊具を降りると走りだしました。
慌てて追いかけ、そのまま小1時間ほど他の遊具で遊んでから駐車場へ。
車に乗る前に、夫が私のショルダーバッグを持っていないことに気付きました。
急いで戻ると、遊具を囲っているフェンスの支柱に引っかけてあります。
得意げに「持ってるから」なんて言っていたのに...呆れてしまいました。
夫は紳士的なところがあり、よく「荷物を持つよ」と申し出てくれますが、それ以来、貴重品が入ったカバンは絶対に渡さないと決めました。
よくよく考えてみると、夫は自分自身の貴重品の管理も甘いです。
外食先でトイレやドリンクバーを利用するときも、テーブルに財布とスマートフォンを置いたまま。
2人しかいなかった時代は私が見張っていたので問題なかったのですが、子どもができてからは困るようになりました。
特にトイレトレーニングをしていた2歳の終わりぐらいから3歳初めくらいの頃は大変でした。
子どもが急に「ママ、トイレ行きたい」と言い出したときに、かなりの確率で夫は貴重品を放置して席にいないわけです。
急いで自分のバッグに夫の貴重品を詰め込んでトイレに行くわけですが、スペースに余裕がないショルダーバッグにメンズのごつい長財布を入れるのは大変で...。
「貴重品はきちんと管理してくれる?」
そうお願いしたのですが、癖らしく直りませんでした。
一緒にいるときは私が気を付ければ済みますが、夫が一人で行動するときはどうしようもありません。
出産シーンの写真が入ったスマートフォンや財布なども、何度も置き忘れています。
その後の手続きはたいてい私がする羽目になるので、スマートフォンや鍵、財布などにキーファインダーという道具を付けてみました。
リモコンのボタンを押すと音と光を発する便利グッズです。
そんな道具を使われるほど自分は物をなくしているのかと自覚したらしく、夫は前より少し気を付けてくれるようになりました。
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