<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みわちゃん
性別:女性
年齢:61
プロフィール:上司の方が後輩に気を遣うことが増え、なんだかなぁ~と思う昨今です。
「バカヤロー!」
突然、社内に大声が響きました。
この日あった複数の研修会の事務手伝いとしてやってきた、派遣の女性(50代後半)の声でした。
派遣さんの業務は、研修者の誘導、各部屋の研修担当者と受講者数の確認、ホワイトボードに注意事項を書くこと、音声の調整などです。
きちんとマニュアルが用意されていますし、前日には派遣の人に対してマニュアルに沿った打ち合わせもあり、準備は整っていました。
ところが、この派遣の女性は遅刻から始まり、服装もNG。
「白いブラウスを着用すること」となっていたのですが、ストライプのブルーのシャツで現れ、指摘すると「え~っ、上にスーツを着ればいいでしょ」と、いきなり文句を言われました。
今になって思えば、そのときから不穏な空気が漂っていました。
朝の打ち合わせの後、各部屋で準備が始まりました。
マニュアルには、それぞれの研修ごとにホワイトボードへの記入例が書いてあります。
それを丸ごと写せば大丈夫です。
穏やかな口調の男性の社員(40代)が「〇〇の研修から始まりますから、〇〇の研修のものを書いてください」と指示を出しました。
しかし、この派遣さんは「私は初心者だから何もわかりません」の一点張り。
マニュアルを読んでいれば分かることなのに開き直っていました。
また、各研修室にはそれぞれ研修を行う人がおり、派遣さんにはその人たちの手伝いもしてもらいます。
今はパワーハラスメントの問題もあり、派遣の人たちに対する話し方、対応の仕方は社内で何度も確認しているので、みんなが優しい口調で丁寧に話をしていました。
でもこの派遣さん、こちらの指示に聞く耳を持ちません。
たまらず派遣会社に連絡したところ、この派遣さんと話したいとのこと。
そこで「別室で派遣会社の人と電話で話しましょう」と声を掛けたところ、「私を閉じ込めるつもりか! バカヤロー!」となってしまったのです。
すでに研修は始まっていたため、研修者も驚いていました。
派遣会社と話し合い、直接、この女性の携帯に電話をかけてくれたのですが、この派遣さん、電話に出ずにすぐに切ってしまうのです。
これでは仕事をしてもらうことは厳しいので、お帰りいただくことに...前代未聞の出来事です。
ところがその派遣さん、帰らずに居座るのです!
11時には帰るようにお願いしたのですが、「怒鳴られるまでいてやろうと思うの」と言い、結局16時まで居座り続けました。
本人曰く「私は高校の講師をしているのよ」とのこと。
この態度で講師とは...空いた口が塞がりません。
いったいどんな授業をしているのでしょう? 生徒さんたちが気の毒になりました。
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