あの時、助けてくれた見知らぬ人たち...子連れ旅行でトラブル、困っていた私を助けてくれてありがとう

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。

あの時、助けてくれた見知らぬ人たち...子連れ旅行でトラブル、困っていた私を助けてくれてありがとう 20.jpg

10年ほど前の話です。

当時1歳だった上の子と夫(当時30代)と、ちょっと遠出をしました。

車で1時間ほどで行ける有名な神社だったのですが、子育てで精いっぱいだった私はちょっとした遠出がうれしくウキウキしていました。

神社に着いて車を降りると、参道脇に続く並木がなんとも美しい!

参道に敷き詰められた白い玉砂利を踏みしめると、じゃりじゃりと音がなります。

ああ、神社に来たな~という感じがして、とてもいい気分でした。

そこそこ多い観光客の中、子どもを肩車して参道を進んだ私。

子どもも楽しそうにキャッキャとはしゃいでいました。

「楽しいね~、いい天気だね~」と話しかけながら歩いていると、いきなり右目に強い衝撃が!

子どもが振り回した手が見事に私の顔面、しかも右目に直撃したのです。

結構痛い...と思いながらしゃがみ込むと、夫が「大丈夫?」と聞いてきました。

「うん、だいじょう...」と言って目を開けたところ、右目がぼやけていました。

「あ! コンタクト落とした!」と青ざめた私。

コンタクトレンズがずれただけで目の中に入っていないかと瞼の上から触ってみましたが、目にはまったく違和感がありません(コンタクトレンズが黒目の位置からずれると違和感があります)。

おそらくコンタクトは敷き詰められた玉砂利の中に...。

この中から探すのは無理だろう...と思いつつ探したのですが、まったく見当たりません。

コンタクトレンズがなくなると、しばらくは眼鏡生活になります。

私はかなり目が悪く、眼鏡は度を弱くして目が疲れないようにしているため、眼鏡をかけてもあまり見えないのです。

また、コンタクトもかなり度が進んでいるため、店舗に買いに行ってもおいておらず、取り寄せになります。

困ったと思いながら夫と一緒に地面をはいつくばって探していたところ、見知らぬおじさんが「どうしたの?」と声をかけてくれました。

「コンタクトを落としてしまって...」と答えると、「赤ちゃん見ながらだと大変でしょ。僕が探すよ」と手伝ってくれました。

そうすると、他の参拝客さんもなんだどうしたと集まってきて、気がつけばみんなで大捜索。

そしてなんと...コンタクトが見つかったのです! 

みなさんに何度もお礼を言うと、よかったなぁ、よかったねと口々に言って、笑顔で去っていきました。

その後、私はトイレに行ってコンタクトレンズを洗い、右目に装着。

はっきりと世界が見えるようになりました。

そして参拝し、「助けてくれたみなさんにいいことがありますように!」とお願いしたのでした。

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