育児ノイローゼ気味だった私を救った「小さな親切」。涙が出るほどうれしかった、見知らぬ男性の行為

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。

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12年前、5歳の長女と2歳の長男の育児に追われていた頃の話です。

夫は仕事が忙しくてほとんど家にいなかったため、私はほぼ一人で育児をしていました。

24時間子どもと一緒で、休む暇もなく毎日ヘトヘトでしたが、若いママだった私は必死で育児をこなしていました。

今となっては、忙しくも幸せな時代だったと思うことができますが、当時は気持ちに余裕などありません。

外出時に周りに迷惑をかけていないか、自宅にいる間も子どもの声や足音などが周りの住人の迷惑になっていないか、いつも気にしていました。

朝は5時前には起きる2人の相手をしながら、朝ごはんを作り、夫のお弁当を作り、夫を送り出したら急いで家事を済ませて2人を連れて買い物と公園へ。

お昼まで遊ばせたら、帰宅してごはんを食べさせてお昼寝。

お昼寝の間に夕食の支度をします。

お昼寝が終わったらまた外遊び...たくさん外遊びをさせてエネルギーを発散させることや、昼寝を欠かさず子どものご機嫌を保つことに必死でした。

それでも、買い物に行った先で駄々をこねられてしまったり、泣かれてしまったり、ベビーカーで周囲に迷惑をかけてしまったり...いつも謝ってばかりいました。

ある日、私はどうしても電車で出かけなければならない予定があり、いつものように2人の子どもを連れて出かけました。

もちろん、いつも通り2人のご機嫌のいい時間を見計らって、なるべく荷物を少なく、周囲に迷惑をかけないように気をつけて、です。

近所の駅は小さな駅でエレベーターがありません。

私はベビーカーと荷物を抱えて、さらに子どもと手をつないで駅の階段を上ろうと苦戦していました。

すると、見知らぬ男性が、横からひょいっとベビーカーを持ち上げて階段上まで運んでくれたのです。

最初はびっくりして、何が起きたのか分かりませんでした。

階段の上までベビーカーを運んでくれた男性は、ベビーカーをおいて一言二言あいさつをしてからすぐにいなくなってしまいました。

助けてくれたんだ、と私が認識したときには男性は行ってしまっていて、お礼もできなかったのですが、涙が出るほどうれしかったです。

毎日子どものために一生懸命がんばっている中で、こんな優しさに触れたのは初めてでした。

今、私はもうベビーカーに乗せるような子どもはいませんが、子育て中のお母さんたちを見たらすぐに手を差し伸べられる自分でありたいと思っています。

あの男性のように、当たり前のことをさりげなくできるかっこいい自分になりたいなぁ、と思い、今もあの日の男性に感謝しています。

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