大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と３人で暮らしているアラフィフしまえもんです。
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ある日の会社帰りのことです。
目の前で三叉路で曲がろうとしていた車がいきなりバックしてすぐ後ろにいた車にぶつかりバンパーがぐにゃりと曲がってしまうのを目撃しました。
目の前で起こったことでちょっと動揺しましたが他人事ではなく私も気をつけなくちゃとその時は思いました。
そして次の日。
会社の帰り間際に激しい夕立が降りはじめました。
「友人たちと学校祭の打ち上げに行った先で雨で困っているので迎えにきて欲しい」
と次女から連絡があったので、向かいました。
途中で冠水している場所もあり、ドキドキしながらの運転で、なんとか次女のいる店に向かい、店の駐車場に入って、店の入口近くで次女と友人を乗せ、バックした時です...
いくらも行かないで、「ドン！」と衝撃が。
もうパニックです。
我が家の車はミニバンタイプで車高が高くて見えにくかったのですが、駐車していた低い車高の車にぶつかっていたのです。
窓を開けて確認すると凹みも見えます。
うちの車は小さな傷がついたくらいでした。
慌てて駐車スペースに車を移動して次女のいたお店に入ると店員の方にぶつけてしまった車のナンバーを伝えて車の主を探していただきました。
お店は3分の1ほどしか埋まっていなかったので車の持ち主の方はすぐ見つかりました。
私と同じぐらいの年齢の男性で、息子さんと食事に来ていたようでした。
慌てて事情を話し、車を見てもらうと「警察に電話してください。事故証明がないと保険もおりないので」と、怒りはあったと思いますが結構慣れた感じで冷静に指示していただきました。
前日見た事故でぶつけられた方が喧嘩腰だったのを見ていたので、相手の方が冷静でありがたかったです。
そうか、こういう時は警察に電話しないといけないんだ！
こんなことは初めてで、基本的なこともわからなかったです。
慌てて、ドキドキしながらスマホで警察に電話しました。
住所等はわからなくても、わかりやすいお店の駐車場だったので説明しやすかったのは助かりました。
電話の後、警察の方を待つ間、これからのこともあるので相手の方と電話番号の交換もしました。
終始相手の方が冷静で、本当に助かりました。
警察の方を待つ間に、車に乗せていた次女の友人は帰りの時間もあるので駅まで歩くからと自分で帰って行きました。
雨が小降りになっていたのは良かったですが怖い思いをさせた上に歩いて帰らせてしまい、本当に申し訳なかったです。
相手の方も私もそれぞれの車の中で待つ間、次女は自分が呼んだからいけないんじゃないかと泣いていてかわいそうなことをしました。
それを見てこちらも冷静になり、ちゃんと後方確認しないお母さんが悪かっただけだから次女のせいじゃないからと言うと少し安心したようでした。
20分ほどして、警察の方が2人来て事情聴取。
最初に相手の方から。
終わったところで相手の方が先に帰られました。
そして私。
まず車のぶつけた場所とどういう状況でぶつけたのかを話し、車に同乗していた人についても聞かれました。
話を聞くことは多分なさそうですが、一応次女の友人の名前と住所などを聞かれました。
一通り聞かれて、相手の方の名前や電話番号等を書いた紙をいただきその場は終了となりました。
事故を起こしてから、1時間以上かかりぐったりして次女と帰路に。
我が家の保険についてはだんなが全部手続きしていて保険についての書類を車に積んでいなくて私はよくわかっていなかったので、その場で連絡できず、帰ってからだんなに電話してもらいました。
保険会社からは「手続きをこちらでやると次の更新時に等級が下がりますがいいですか？」とのこと。
下がると保険の金額が上がるので、とりあえず相手の方の修理代がいくらになるか出た段階でどうするか連絡することになりました。
数日で、修理を担当している自動車会社から電話をいただき考えていたよりもかかりそうなので保険会社の方で手続きしていただきくことになりました。
後の処理はスムーズにできて正直安心しました。
前日見た事故は暗示だったのかな...
なんでもう少し後ろに気をつけなかったんだろう...
と、事故を起こしたことを悔やみました。
誰も怪我をしなかったことだけは良かったと思いましたが、こんなことはもうないようにくれぐれも気をつけたいと思いました。
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