<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
私たち夫婦は、義実家から車で30分ほどのところに家を建てて住んでいます。
夫は次男ですが、兄弟の中で一番結婚したのが早く、19年前の結婚当初は私は義両親にとって最初の嫁でした。
すぐに子どもが生まれて、義両親はとてもかわいがってくれて、夫がいないときも子どもと一緒によく義実家へお邪魔していました。
義実家は商売をしていて忙しいため、義母はあまり凝ったお料理などはしません。
そのせいか、私が手料理を持っていくといつも喜んでくれていました。
私たち夫婦が結婚して4年後、義兄が結婚し、お嫁さんと義実家近くの賃貸アパートで暮らし始めました。
義兄のお嫁さんはとても明るく社交的な人です。
よくメールをする間柄なのですが、ある日「義両親のことは好きだし、長男の嫁だからいずれは同居する覚悟だけど、できるだけ先延ばしにしたい」と送ってきました。
どうしてそんなことを私に言ったんだろう?
どう反応していいか分からずにあいまいな返事をしたのですが、引っ掛かるものがありました。
結局、義兄夫婦は結婚してたった2年で義実家で同居を開始。
義両親はまだ同居を考えてはいなかったようなのですが、義兄の強い希望で同居を始めたようです。
義実家はリフォームをしておらず、二世帯住宅ではありません。
同居開始当時、義両親がこの同居を歓迎していないのは態度からも明らかでした。
私は内心、義姉にとても同情しましたが、次男嫁の私が口出しするのはおかしいと思い、一歩引いて見ていました。
せめて夫に「義姉は嫌じゃないのかな? かわいそうに感じるよ」と話してみても、夫と義兄は必要最低限の会話しかしないような関係で、私は何もできず...。
それでも義兄夫婦は同居を始めてから子どもを授かり、義実家はにぎやかで楽しそうでした。
そして、二世帯住宅でもないし、小さな子どもがいる義兄夫婦に遠慮して、私が手料理を持って義実家へ遊びに行くこともほとんどなくなりました。
その後、義兄夫婦の子どもたちが小学校へ上がるとすぐ、義姉はパートで働きに出るようになりました。
その頃から義母が日中、私に電話してくるようになりました。
義姉がパートに行っている時間帯に、しかも3日と空けずに電話がかかってきます。
話の内容は主に義姉についてです。
「家の仕事を手伝ってくれればいいのに外へ働きに出るなんてどうかしている」
「そもそもこちらは同居を望んでたわけではないのに転がり込んできて好き勝手されてはたまらない」
そんな義姉の悪口ばかり。
話を聞けば聞くほど、こんな陰口を叩かれるなら外へ出たくなるのも当然だと私は感じました。
義母から義姉の悪口を聞かされるのにはもうウンザリです。
いい人だと思っていた義母の本性にも驚きましたし、何より義姉が気の毒すぎて...かといって、義母に反論する勇気もありません。
夫にも相談しましたが、次男の夫は面倒なトラブルには巻き込まれたくないようで、全く動いてくれず、悶々としています。
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