「大概にしろ!」と怒鳴ってやりたい...ダブスタ、暴言当たり前! 職場の空気を悪くする最悪上司

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みわちゃん
性別:女性
年齢:61
プロフィール:たった一日の仕事ですが、いろいろな人と会うことができて、とても楽しいので、やつなんかのために絶対辞めてたまるかと思っています。

「大概にしろ!」と怒鳴ってやりたい...ダブスタ、暴言当たり前! 職場の空気を悪くする最悪上司 33.jpg

10年前から企業の研修や学校の試験を取り仕切る研修監督の仕事をしています。

朝7時~夜9時ぐらいまでの一日だけの単発の仕事です。

責任者のもと本部、研修室、研修者の誘導などに仕事が分かれています。

この仕事、責任者が誰になるかで、仕事のやりやすさがまるで変わります。

私が所属している会社には何人かの責任者がいるのですが、Tさん(68歳)という女性が責任者になったときは空気が一変します。

朝、会場に出勤し、責任者がTさんであることが分かると、みんな顔が固まり足がすくみ...笑ってしまうぐらいみんな同じ反応で、会話の声も小さくなります。

まず、一日の仕事の確認をする会議から始まるのですが、いつもTさんは先制パンチのごとく「私ははっきり物を言いますが、怖くありませんから」と言います。

思わずみんなで顔を見合わせ、陰でこそこそ。

「はぁ~? 怖いじゃんね~」

Tさんは朝からテンションマックスで怒鳴りちらして「あれをやれ、これをやれ」と我々を振り回します。

さっき言っていたこととまったく違うことを次の瞬間に指示するなんて日常茶飯事。

でも、誰も指摘することもできず、みんなの笑顔もありません。

ところがTさん、若いイケメン(20代)がいると思いっきり優しくなるので、またそれも嫌なところです。

研修の時間は企業によって違いますが、朝から夕方まで行われることが多いため、60分の休憩は必須です。

でも、Tさんにはそんな常識など通用しません。

ある日、休憩中だったAさん(50代)に歩み寄り、何を言うかと思えば...。

「ちょっと、あなたこれやって」

「えっ? 休憩中なんですけれど」

「そんなのは後でいいから」

休憩を取り上げられたAさんは、仕方がなく業務を行います。

しかも、これで終わりではないのです。

「今日、60分の休憩が取れなかった人います?」

仕事の最後にそう聞かれるのですが、休憩を取り上げられたAさんは当然手を挙げます。

すると、Tさんは自分がしたことも忘れ、顔をしかめてグチグチ文句を言うのです。

「何で取れなかったの? 会社に報告をするのは面倒なんだから」

事情を知る誰もが「あなたのせいでしょ!」と言いたかったに違いありません。

私もTさんには標的にされていて、自分の思うように進まなかったことを理由に「ちょっと、あなた本部じゃなくて、誘導に回って」と担当を替えられたこともあります。

2021年の夏の大学入試模擬試験のときは特にひどかった...。

早朝からの長丁場なのですが、一番疲労が出るのがリスニングテストの時間です。

試験室の外の廊下で、問題文を見ながらリスニング問題を聞いていなければならないのですが、疲労もたまってくる時間だったりもするのです。

ふと、意識がぼんやりしてきたその瞬間、「何やってるの!」と腕をむんずと掴まれました。

よりによってTさんに見つかってしまうとは...しかも寝ていたと思われてしまったようで...。

それからはTさんから派遣されたイケメン君が、私の監視にひっきりなしで来ることになってしまいました。

「みわさん、監視しちゃってごめんね...」

イケメン君は謝ってくれましたが、彼のせいではないのです。

みんな、思いを同じくして頑張っている仕事なのに、責任者がTさんになるだけでこんなにブルーな仕事になるとは...。

いつか言ってやるぞ「大概にしろ!」って。

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