「学芸会のあの役は娘に譲るべき!」学校にクレームまで入れたママ友の驚きの言動

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私は42歳。夫は53歳。小学生の息子が1人の3人暮らし。共働き家庭です。

「学芸会のあの役は娘に譲るべき!」学校にクレームまで入れたママ友の驚きの言動 27.jpg

現在、小学5年生の息子が2年生のときの出来事です。

当時、息子と同じ学年の女の子(Aちゃん)と息子が仲良くなり、間もなくしてAちゃんのご両親、Aちゃんの祖母と家族ぐるみで付き合うようになりました。

「うちで夕飯を食べていってよ。遠慮しないで! 大勢で食べるほうが子どもも喜ぶよ!」

家が近所だったこともあり、私が仕事で忙しいときはこんなお誘いを受けるようになりました。

最初は遠慮していたのですが、子ども同士は素直です。

「〇〇くん(息子)! 一緒に食べて遊ぼう!」

かわいらしいAちゃんの笑顔に、息子は「うん!」と大喜び。

一度、晩御飯をAちゃん家でご馳走になったのをきっかけに、たびたび夕食にお邪魔するようになりました。

反対にAちゃんが我が家で夕飯を食べることもありました。

Aちゃんママに頼まれて、私がAちゃんにピアノを教えてあげたこともありました。

また、Aちゃんの年上の従兄弟のおさがり(ほぼ新品でした)を息子にくれたこともあります。

地域の夏祭りや子ども会のイベントもお互いに誘い合い、適度な距離感を保ちつつ、本当に良いお付き合いをしていました。

ところが、そんな付き合いを始めて半年ほどたった頃です。

小学校で、学芸会の配役決めがありました。

それから数日後、Aちゃんママから私に電話が。

学芸会の役決めの際、希望者が多い役は、その役のせりふを読むオーディションが行われ、他の子どもたちと先生方の投票で配役を決めたそうです。

息子とAちゃんが希望した役は偶然同じ「オバケ学校の先生の役」。

こちらは男子でも女子でも大丈夫な役だったそうです。

他にも希望者が数人いたため、オーディションと投票をした結果、息子が選ばれたとのことでした。

Aちゃんのお母さんは、息子がその役に決まったことに憤慨していました。

しかも理由が「え?」という内容だったのです。

「女の子がやりたいなら、女の子に譲ってくれるのが男の子でしょ!」

「うちのAの方が、何日も前からセリフを練習させたし、絶対に〇〇くん(息子)よりも誰よりも上手だったはずに決まってるのよ!」

一方的に怒ってくるAちゃんママに、私は恐怖すら感じてしまいました。

その後も納得がいかないAちゃんママは「娘にどうしてもその役をやらせたいです」と小学校にクレームを入れたそうです。

困った学校側は仕方がなく、別の役になったAちゃんのセリフを無理やり増やすことで、なんとか収めたとか。

その後、Aちゃん家と我が家の関係はなくなりました。

連絡を取らないばかりか、学校行事などで会ってこちらがあいさつしても完全に無視です。

まさかこんな事で絶縁になるとは思いませんでしたが、Aちゃんのお母さんの嫌な一面が早めに分かって、付き合いがなくなって良かったと思うようにしています。

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