「家の前でひどい臭いが」と苦情...だらしなさすぎてゴミ屋敷化した兄夫婦宅の恐るべき現状

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:けんけん
性別:女性
年齢:51
プロフィール:実母(80歳)息子(13歳)の3人で、ちょっと田舎に住んでいます。

「家の前でひどい臭いが」と苦情...だらしなさすぎてゴミ屋敷化した兄夫婦宅の恐るべき現状 26.jpg

兄(54歳)の家のだらしなさにはついていけません。

今から22年ほど前、兄(当時32歳)夫婦に男の子が産まれました。

そのとき兄から「妻(当時28歳)と子どもが里帰りから戻るまでに部屋を整えたいから掃除を手伝ってほしい」と頼まれました。

さっそく兄夫婦の家に行くと、荷物が散乱していてゴミ屋敷状態。

恐らく居間と思われる部屋には、洗濯物の山が3つほどあり、兄に「これは何?」と聞くと「こっちは洗っていない物、そこは洗った物、あっちは乾いた物」と説明されました。

せめて洗った服は干さないのかしら...?なんて思いつつも、とりあえず乾いた洗濯物以外は洗濯機で洗い直し、スチールラックを買いに行ってもらって何日かかけて掃除をしました。

しかし、片付けを私が手伝ったことが義姉の気に障ったらしく、兄は怒られたそうです。 

ここまでは、兄がだらしないがゆえに部屋が荒れているのだと思っていました。

それから3年後、甥(当時3歳)が私の家に遊びに来たいというので、兄家族の家に迎えに行ったときのことです。

兄の家に行くのは久しぶりでした。

玄関から中を覗くと、なんと玄関から廊下まで、すべてに物が溢れているではありませんか!

下駄箱の上にも何段かある棚が置いてあり、さらにその上にも荷物が積み重なっている状態です。

一番上に手帳らしきものが置いてあったので、何かと思って取ってみると銀行の通帳でした。

見なかったことにして、元の場所に戻しておきました。

汚いだけでなく、不用心にもほどがあります。

この惨状を見て、兄だけでなく義姉も片付けられない人なのだと認識しました。

さらに2年後、兄から「家の前でひどい臭いがするって近所から苦情が来て、どうも下水が原因みたいだから削岩機を貸してほしい」と言われました。

ちなみに工事系の仕事をしているので、そういう機械を所有しています。

でも、削岩機で配管を壊す? 誰が直すんだろう? と思い、父(当時65歳)が見に行くことになったので、私も手伝いとして参加しました。

兄の家に着くと確かにひどい悪臭! 下水には2本の配管がありました。

兄夫婦は水が流れているほうの配管に棒を入れて「詰まってないね」と話していましたが、水が出ていないほうを見ないと意味がありません。

あきれながら父がもう一方の配管を確認すると、髪の毛やゴミがぎっしりと詰まっていました...。

父が配管の詰まりを取り除いている最中、兄に「日頃、パイプクリーナーをしてないのか?」と聞くと「何それ?」と言われました。

こんな兄夫婦の感覚にはついていけません...

このだらしなさのせいで困るのが私たちだけならいいのですが、よそ様に迷惑をかけるようなことだけはしないでほしい...そう願っています。

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