<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:45
プロフィール:夫(47歳)、娘(19歳)、息子(13歳)の4人家族。夫の実家の飲食店を手伝う兼業主婦。夫とは現在離婚に向けて話し合い中。
私たち家族は、夫(47歳)の実家で、義父(72歳)と義母(69歳)と暮らしていて、私は実家の1階にある義父と義兄(47歳)が営む飲食店を手伝っています。
通りを挟んだ隣にある蕎麦店の若奥さん(40代)も、ご主人と高校3年生の娘さん、ご主人のご両親との5人家族で、蕎麦店を切り盛りしています。
お互いに境遇が似ているので、子どもたちが小さい頃は家の前で遊ばせながらよく立ち話をしていました。
しかし子どもたちが大きくなると、うちの娘や息子と、彼女の娘さんは学年が違うため、当たり障りのない話をする程度の付き合いになっていきました。
ところが、2015年に娘が中学受験をして、私立の中高一貫校に入学したときのことです。
ゴミを出しに行った私を見張っていたかのように、彼女が物凄い勢いで近づいてきて、娘が入学した学校の名前をしつこく聞いてきました。
別に隠す必要もないので学校名を告げると、いきなり早口で話します。
「あ~! あの学校の制服だったのね~。見たことはあったのだけど思い出せなくて...。あの学校はいいわよね!」
「家の娘も来年中高一貫校に行かせたいけれど、頭が悪いから〇〇ちゃん(娘の名前)の学校は無理だわ」
それから1年後、彼女の娘はうちの娘が通っている学校よりも偏差値の高い中高一貫校へ入学したのです。
また、2020年のことです。
娘が高校2年生のときに地下アイドルになると、そのときもどこからかうわさを聞きつけたのか、ゴミ出しに向かう私の前に突然現れました。
そして、娘がどういう経緯で地下アイドルになったのか、あれこれと突っ込んだ質問をされたので、娘さんも地下アイドルに興味があるのかと思って聞いてみたのですが...。
「ないないない! 家の娘はスタイルも良くないし、地味な子だからアイドルなんて無縁よ」
大袈裟に否定していましたが、半年後、彼女の娘も地下アイドルのオーディションに合格し、活動を始めたと義母が近所の人から聞いてきて驚きました。
中学受験、地下アイドルの件で自分から彼女に何か話したことはありませんし、彼女の行動に対してもとやかく言うつもりもありません。
でも、対抗意識が見え見えなのに、彼女が何事もなかったかのようにしらぁ~と、普段通りに接してくるところがうざくて癪に障ります。
我が家が国産車から輸入車に車を買い替えた2カ月後、我が家よりも明らかにグレードが高い輸入車に買い替えたなんてこともありました。
彼女は我が家のことを気にしているのでしょうが、気にしている素振りを見せずに張り合ってくるのがストレスです。
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