<この体験記を書いた人>
ペンネーム:むらまゆ
性別:女性
年齢:45
プロフィール:主婦時々派遣社員。夫は47歳会社員、息子は18歳専門学校生です。
主婦、ときどき派遣職員です。
ちょうど短期契約の仕事が終わり、次の仕事を探そうと派遣会社と話していたときのこと。
最初の条件を鵜呑みにしてはいけないなと感じた出来事がありました。
私は高校卒業後から6年前までの21年間、正社員として働いてきましたが、体調を崩して退職。
その後、しばらくは専業主婦でしたが、体調も安定してきた2021年の7月から、1~2カ月程度の短期で派遣をスタート。
体調不安やブランクもあった私に、この働き方はあっていると感じました。
2022年5月中旬に3月から勤務していた派遣が終わったとき、一応7月からの話はいただいていました。
しかし、体調もよくなってきたし、短期派遣から長期派遣へステップアップをしてもいいかと思った私は、とある会社に応募しました。
そのときの応募条件は「3カ月~長期、更新有り、残業なし、完全週休二日制、副業OK、データ入力のみ、電話応対なし」でした。
私は即応募しました。
データ入力のテストは高得点で合格。
順調に面談へ進みましたが、そのあたりから少し様子が変わってきたのです。
残業は毎日最低1時間から2時間はしてほしい、完全週休二日制とあるけど、繁忙期は土曜日出勤必須(ちなみにここ数年ずっと『繁忙期』だと言われました)と。
私の条件は、基本的に残業はできないこと、月に数時間の残業なら可能だけど毎日は無理、土日出勤はそもそも無理です。
更年期の入り口である年齢なので、無理をして体調を崩してまた働けなくなってしまったら元も子もありません。
私が「働くなら残業禁止、休日出勤もなし。守れないなら働く必要はないと夫に言われているので...」と話したところ、「分かりました」とだけ言われて話し合いは終わりました。
そして2日後、「お断りします」と連絡が来ました。
先方の条件を我慢してOKしたら合格していたのかもしれませんが、夫や息子に大変な思いをさせていたかもと考えると、断られて良かったと思います。
しかし、どうしても働かなくてはいけない状況だったとしたら、面接で募集条件と違うことを言われても受け入れてしまうのではとも思いました。
募集要項には正しい状況を書くべきだし、いい条件で誘っておいて、実は違いましたはフェアじゃないですよね。
個人的な感想ですが、そういう会社は何か問題があるのではと思ってしまいます。
そういう会社を選ぶ必要に迫られるのではなく、いつも「選べる立場」でいられるように、自分のスキルを上げていこうと思いました。
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