「入院なんて金がかかるのに...」DV父が心配するのは逃げた母の所持金の行方だけ/ワフウフ

みなさんこんにちは!ワフウフです。

姉・なーにゃんと2人でアルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護をしています。

【前回】逃げた母の居場所を病院の先生から聞き出そうとするDV父。皆の連携プレーで母を隠し通せるか!?/ワフウフ

【最初から読む】貸し金庫の現金が消えた!? 毒親だった母の認知症疑い/ワフウフ

母は現在老人ホームで暮らしています。

母は、生活費を渡してくれないばかりか母の預金までも取り上げようと目論む父から逃げるため、父が外出中に必要最低限の荷物だけを持ち出して老人ホームに引っ越しをしました。

そして「入院しました」とだけメールを送って父から行方をくらましました。

しかし、母の預金を自分のものにしたい父が簡単に母を諦めるはずがありません。

母の居場所をしつこく姉に聞いてきたり、母の兄弟の入院先を訪ねたり、挙げ句の果てには通院している認知症の先生にまで母の居場所を聞き出そうと詰め寄りました。

母の事情をよくご存じな先生に適当にいなされると、今度は病院の受付の人に母の次の通院予約日を確認しようとしました。

「薬が30日までしかなかったから、30日には来ると思うんですよ」

受付の人は当然次の予約日を認識していますがとぼけて 「あー、うち、30日はお休みなんですよね〜」 としか答えません。

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それでも受付の人は素知らぬ顔。

自分の求める答えが得られないことを悟ったのか、父は今度は

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と、自分の診察の予約を取ろうとしました。

自分の診察に託けて母の通院を確認したいのが見え見えです。

困った受付の方が先生の意向を聞きに行くと、先生はあっさり 「適当に断っておいて!」 とおっしゃったらしく、受付の方は 「連休前で予約が立て込んでまして...お約束が難しい状態なんですよ〜」 とうやむやにしてくださったらしいです。

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父はまだまだ諦めなさそうな雰囲気で 「じゃあまた予定を確認させていただきます」 と言ったらしいのですが...。

ワフウフが受付の方とお話しした時には、

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と言われました。

本当にそうなんです。

父に少しでも居場所がわからなくなった母を案じる気持ちが見えたなら良かったのですが、父の心配はあくまでも母が持つお金が減ることなのでした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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